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回想録 ~二人の玲子~ 完

 視界一杯に絵画が映し出された。
 100号・・・等身大の裸婦像
 号で言われると良く判らないが、縦 1620mm、Fサイズ横 1303mm Fとは、Figure(人物)の事で元々フランスでの規格を現す記号で、P(風景)M(海風景)とか微妙な差が有るらしい。
日本に導入された時に尺寸で表記しようとしたので、メートル法で表記すると中途半端な数字になってしまうそうだ。だから未だに号が使われている。
大きな絵だった。
 この間見かけた絵画とは違うもの・・・女性が1人だけで顔がはっきりと描かれているもの。
 『先生・・・この絵は・・玲子さん?』
 【そう・・・妻の玲子の肖像・・顔を良く見てご覧、何か感じる?】
 絵の中の玲子さんは少し横を向いている。
 『・・・まるで・・・そんな・・・』
 【似ている・・・君に・・そうだろう?】
 『はい。』
 双子の姉妹のように似ている、顔だけだけど・・・体系は彼女の方がグラマーでスマートだけれど・・・
 【初めて君を見たとき・・・ビックリしたよ。ひょんな事から我が家に来てくれることになって、毎日君が家に居る事に不思議な感覚を憶えた。】
 【キッチンに君が居る。洗濯物を干す君、テーブルで向かい合わせに食事する君。毎日見ていると妻が戻ってきたような感覚に陥る。】
 玲子は先生の告白に口を閉ざし、聞き入っていた。
 【だが君は田中の妻だ、私の妻の玲子ではない。夜寝る時何時も自分に言い聞かせて来た、明日は君にもうここへは来ないように言わなくては・・毎晩そう思った。】
 【朝になり君の笑顔を見ると・・・言えなくなる。いや、君にずっと居て欲しいと思う自分がいた。・・・・妻に似ているからか?君だからか?私は今も判らないんだ。その私に君は好意を寄せてくれる。妻の玲子の身代わりとして君を想っていたとしたらこんな失礼な事は無い。だから・・・この絵画を見て貰った。その上で君に考えて貰いたい。こんな私に身を任せるつもりなのか、止めた方が良いという積もりで呼んだ。】
 それは先生からのやんわりとした拒絶の言葉だった。
 恐らく先生は私を妻の玲子さんの身代わりとしか見ていない。あからさまに言うと私が傷つくと思って、ああ言う言い方をしてくれたのだろう。
 先生の心の中は今も10年前のままなのだ。
 割ってはいる自信が無い、玲子さんではない玲子を見て欲しいと言えない・・言いたいのに言えない・・言ったら今までの心地よい温い関係が壊れてしまいそうで怖い。
 (先生に愛されなくても良い、傍に居たいだけ。・・・嘘です。)
 (先生が奥様を想っていても構いません。・・・・・・絶対イヤ!)
 (先生の慰めになるなら抱いてください、・・・・・・玲子を愛して。)
 心の叫びと想いに押し潰されそうになる。
 いっそ、先生とお別れする方が先生のため、私もずつと楽・・・そう想い込もう・・
 やっぱりダメだ・・
今までずっと何事も自分が一歩引けば、周囲が収まる。そういう生活をしてきた、それが心の澱になり苦しんだ。
 相手が幸せに思ってくれるなら自分は不幸になっても構わない。そこまで思い詰めた事もある。
 田中と一緒になったのも、父母が喜んでくれるからだった。
 見合いの席で田中を見ても何も感じなかった。
 ああ、この人が自分の夫か・・・
 抱かれても・・・夫が悦んでくれるから・・どんな恥ずかしい事を要求されても拒否してはいけない。それが妻の務めだと言い聞かせてきた。
 帰ってこない夜・・・他の女の匂いのするシャツを洗濯する・・浮気をするのは自分が至らないからだ・・
 少しづつ溜まる澱・・・もう耐えられそうも無い・・・その切っ掛けが隣の綾子さんとの浮気だった。
 自分は生きてきて初めて自分の意思で何かを決めようとしている。
 流されてきた自分が始めて意思を示したいと想う・・・先生・・先生・・・
 先生・・・身代わりでも良いです・・いつか・・・玲子を愛してくれるなら・・・
いいえ
・・・二人の玲子です。・・・
・・・・私と奥様・・・


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回想録 ~二人の玲子~ 46

 【玲子さん・・奥さん・・・美味しいよ。凄くイヤらしい匂いまでする。】
 『いやぁ・・嗅いじゃいやぁ・・恥ずかしい・・やめて・・ください。』
 恥ずかしい言葉を聴くたびに花弁が蠢き、熱い蜜を搾り出す。
 これがあの聡明で、清楚な玲子さんの・・・そう思うとペニスが益々滾る。
 包皮を捲り、いまだピンク色の肉尖を空気に触れさせる。
 膨らんだ肉尖に吸い付く。
 キツク吸い上げると快感より痛みが大きいのか悲鳴を上げた。
 『ヒィ・・痛い・・やさしく・・お願い優しく・・吸ってください。』
 吸われる事自体は拒否しない。
 思い切って甘噛みしてみる。グン・・という感じで腰が跳ねる。
 私の鼻が恥骨に当たり痛みが走った。
 『ご・・・ごめんなさい。・・せんせい・・』
 余韻が残るのか、声が震えている。
 溢れた蜜を指に塗し、亀裂の狭間を寛げた。
 亀裂の下側・・・に息づく肛門もヒクヒクさせ・・玲子が悶えている。
 【凄い洪水だ。・・こうするとビチャビチャイヤらしい音を奏でるな、玲子さん、感じているね。どこが感じているのか言ってご覧、】
 定番の言葉責め・・言葉にする事により、より恥ずかしさを強調させる。
 『いえません・・』
 【そう・・・じゃあ。私はこれで。後はご主人と仲良くどうぞ。】
 玲子から離れ、綾子に近づく。
 バラ鞭の柄で乳房の周りを円を描くようになぞり、房で恥丘を軽く撫でる。
 【玲子さんは言う事を聞かない、綾子はどう?】
 『なんでも・・・なんでも言う事を聞きます。』
 【降ろしてやろう】
 吊りから開放すると、床に横たわる。
 長いストレートの髪を掴み、引きずる。
 玲子の股間に綾子の顔を近づけた。
 【・・舐めてみるか?綾子】
 二人の女が同時にカラダを震わす。
 『いやっ・・綾子さんやめて・・』
 『玲子さんごめんね・・・先生のいいつけなの・・』
 田中の股間に玲子の顔が有り、玲子の股間に綾子の顔がある。
 のた打ち回る3人目掛けバラ鞭を振るう。
 打たれた者が身を硬くすると別の者がその身体を舐め溶かす。
 玲子と綾子二人の女を知る男・・田中の顔がゆがむ。
 もう何度出したのだろう?・・いや出そうとしたのだろう?逆流が苦痛だったのは何度目までだろうか、・・・今の田中は出そうとして出せない快楽の虜だ。
 男根の根元を止めたゴムが外される。
 血が止まり、鬱血が男根の表面に痣となる。
 紫色に変色した男根に赤みが戻ってくる。
 玲子はゴムが外されると、夫のペニスから口を離す。
 汚されたくないからだ。
 今の玲子が求めるのは先生の暖かい精液・・まだ口にさせてもらえない。
 ずっと綾子にしゃぶらせている。ただ一度も綾子の口に出していないが・・
 【二人とも起きなさい。そろそろ縄を解く。長時間縄を掛けられない。血の巡りを戻さなければ・・・】
 縄化粧は鬱血の跡を飾っている。
 【そこに蒸しタオルがある。それで少しは鬱血の跡が薄くなる。】
 蒸し器の上に簡易な箱がセットされていた。中には丸めて棒状になったタオルがいくつもあった。
 【二人ともよく我慢したね。よく無茶も聞いてくれた。有難う】
 先生が礼を告げた。
 『そんな・・先生・・お礼を言われるなんて・・』
 【いや・・・二人とも本当の奴隷なんかじゃない。あくまでも疑似体験だからプレイが終わればスイッチを切って元に戻らないと、心が可笑しくなるだろう。この次からは始まる前と終わりに挨拶してスイッチを入れたり切ったりしよう。日常と非日常の区別を付ける事で・・妻の・・玲子のようにならないように。】
 田中の方へ向かう。
 【・・・田中・・どうだ?】
 「うぅ・・止めないでくれ・・・もう一度・・頼む・・・あの気持ちよさが・・苦痛と快感が鬩ぎ合う・・堪らない・・」
 【綾子とも玲子とももう、SEXはさせない、それでも良いのか?目の前で貫かれる二人を見て我慢できるのか?】
 「先生・・・笑わないでくれるか?・・・可笑しいんだ・・目の前で自分の女だったものを嬲られる・・・悔しくて哀しくて、でも興奮するんだ。自分でオナニーする事も出来ないように縛られて・・・嬲られて悦んでいる女を見るのが、その女がお情けで舐めてくれる。それが震えが来るほど嬉しいんだ。俺可笑しくなったのか?多分もう女を抱けない・・・抱くよりも別の快感に目覚めたんだ。」
 【お前のようなのを寝取られマゾと世間では言うらしい。私には判らない感覚だがな。】
 【じゃあ・・お前もシャワーを浴びてこいよ。もう縛る必要も無い。縛らないで見せられた方がもっと、悶えるんじゃないか・・・自分で動けるのに動かない、それなのに見ているだけ。どうだ・・こっちの方がより辛いだろう。縛られていたら無理やりと言ういい訳が出来てしまうが、動けるのに動かず見ているだけ・・・】
 田中がブルブル震えた。
 「先生・・・あんた・・・悪魔だ。よくそんな事思い付くな。・・・でも・・考えると目に浮かぶ・・堪らない・・」
 『・・いやね・・・田中さん・・これが私の不倫相手だったの・・このマゾ男に狂ってたのねわたし・・・惨めだわ。』
 自分の女に指を宛がい、擦りながら綾子が言う。
 彼女も倒錯的な状況に酔っている。
 【さあ、君たちシャワーを浴びて来るんだ。今日の調教は終わりだ。】
 最初が綾子次に向かおうとした玲子を呼びとめ耳打ちした。
 【今夜11時に私の部屋に忍んで来なさい。綾子さんと田中には内緒だよ。】
 玲子は顔を火照らせ頷く。
 シャワーで冷水を浴びても火照りは静まらない。
 帰りの車の中でも一人汗をかいている。
 肌に張り付く服が煩わしい。
 先生の家について食事の支度を始めても静まらない。
 一緒に支度をする綾子が時々自分を見ているのを感じた。
 顔に出ているのか?イヤらしい顔つきでもしているのか?上気した顔を見られているのか?
 この日は珍しく食器を落として壊してしまう。
 先生のお茶碗・・・どうしよう?・・・なんてことしてしまったの。
 お手製のお茶碗・・・愛しい人の・・・壊してしまった。
 落ち込んだ、どうしようもないドジな自分が恥ずかしい。
 大事に扱わなかった訳じゃない、むしろ抱きしめんばかりに扱ったのに・・・自分は悪い女だ。
 考えれば考えるほど・・今夜が怖い。
 先生に愛想をつかれ、拒絶されるのではないか。
 折角誘ってくれたのに、家に着くまでの高揚感が一気に奈落の底に落とされた気分に変わる。
 おずおずと、先生に告げた。
 『先生・・ゴメンなさい。先生の大切なお茶碗、割ってしまいました。』
 先生は割れたお茶碗を見詰め、視線を上げた、
 【怪我は無いかな玲子さん。】
 『え?あ、はい』
 【そう・・良かった。今日のおかずはなに?】
 嬉しかった、茶碗より私を気遣う先生が無性に愛おしい。
 普通なら何でもないような事が嬉しい。
 でも・・「ばかっ」の一言と頭にコツンと頂いた方がもっと嬉しい。叱られるのがうれしい?
 ドキドキが始まる。胸の奥で新たな感情が沸き起こる。
 なんていったら良いのだろう?この胸の高まり、トキメキは?
 『・・・さん。玲子さん、醤油とって』
 ハッとした。妄想の世界で泳いでいたらしい。
 
 後片付けを終わると、どうして時間を潰せばいいのか途方に暮れた。
 TVを見ても何時もなら爆笑する、ねずみ先輩もなべアツもつまらない。
 CDを掛けると偶々入っていたのは竹野内まりあ・・・切ない。
 お風呂に入ると・・・気が付けば肌が赤くなるほどゴシゴシ洗っている。
 (玲子・・そんなに磨いてどうするの?)
 湯から上がって時計を見る・・・まだ9時・・・
 時計の針を睨みつける・・・睨むと早く動きそう・・私ってばか・・
 10時45分・・・心臓がドキドキ・・・針が早く動きすぎる・・・私って馬鹿!
 玲子は少女のように胸がときめいている。
 コンコン・・
 【入りなさい。】
 中から低くって優しい声がする。
 少しの躊躇いのあと、扉を開いた。


回想録 ~二人の玲子~ 45

 【田中・・・どうだ、自分の愛人と妻が他人の男に嬲られる気分は?】
柱に固定されている田中は、問われると顔を背けたが、股間の滾りが能弁に語っていた。
鈴口から竿を流れ玉袋の方まで我慢汁が流れている。
 バラ鞭でペニスを軽く打ち据えた。
 「ギャッ」
 悲鳴を上げて田中が身を捩る。
 「くそっ・・何をする。」
 【痛いか?・・杉本さんの痛みはこれ位じゃ済まない。もっと、痛みを感じろ。】
 杉本の名を聞くと、綾子がビクッと震える。
 【耳が痛いか綾子。それとも田中が打たれて痛いか?】
 『・・・せんせい・・・お願い・・・綾子をぶって・・・悪い事をした綾子に罰を下さい。』
 どうやら綾子は田中との間でSMプレイをしていたらしい、さほど抵抗なく鞭打ちをねだる。
 どうせバラ鞭程度だろう・・・私はチェストから緘口具と鼻フックを取り出し綾子に装着した。
 鼻が歪み醜い顔を晒す。口は常に開けっ放しになり、涎がダラダラ垂れ顎から乳房を汚した。
 『フッ・・フゴ・・・』
 言葉にならない呻き声をあげる。
 意外と鼻フックは女のプライドを貶めるのに役に立つ。
 特に自分の容姿に自信を持つ女には効果的だ。
 鼻の穴の奥まで晒し、気を削いでいく。
 私はそれを済ませると田中のところへ戻り、更なる辱めをしようと輪ゴムを取り出した。
 田中のペニスを掴み、輪ゴムをキツク根元に付けた。
 玲子を動かし、田中の股間へ顔が来るように調節する。
 【玲子さん・・・・私に抱かれたいのだろう?・・これから言う事を聞けば抱いてあげる。約束できるか?】

 私が何を言うのか察して、顔がゆがむ。
 だが明らかな拒否はしない。
 【玲子さんを気持ち良くしてあげる代わりに、田中のモノを銜えて気持ちよくしてあげるんだ。30分以内に射精させたら、綾子より先に抱いてあげる。どうかね?】
 玲子は何も言わず、田中のペニスを見ていた。
 慣れたペニスだ、結婚してから何度も何百回も銜えた夫のペニス。
 どこを刺激すれば・・・こう舐めると・・だが、今の玲子には夫のペニスは嫌悪の対象で、醜悪なモノにしか見えない。
 あれほど愛おしかったモノが只の肉の塊にしか見えない。
 でも・・・
 でも・・・・
 ビクン・・・下半身に激震が起こる。
 先生の指が濡れたクロッチ越しに淫裂を触って居る。
 『あぁああ・・・せんせい・・・・イイ・・』
 スーと指が離れていく。
 『ヤァ・・ヤァ・・イヤァ・・』
 カッポリと夫のペニスの亀頭を銜えていた。
 離れた指が戻って来てくれるように願いながら。
 唇で締め付け、舌を絡ませる。吸い上げ吐き出す。
 何時ものように・・・舌を露出させ夫に見えるように上目遣いで見上げ舌先をチロチロ動かす。
 ビクビク、ペニスが震える。
 『フッフッ・・・』
 淫裂から、指の感触がする。微かに上下に擦られている。
 気持ちいい・・もっと・・強く。
 その願いを口に銜えたモノを刺激する事で先生に伝えた。
 第一関節まで布と一緒に沈み込む。
 『ん、んン・・』
 クモグッた呻き、身動き出来ない肢体が恨めしい。
 隙間から先生の指が初めて玲子の女に触れてくれた。
 (嬉しい・・・先生・・一杯濡れているでしょう?先生に触って欲しくて啼いていたの。ねえ、先生・・・先生に一杯愛して欲しいの。先生は玲子が濡れている事知っていたでしょう?それを悦んでいる事も。やっと先生が触れてくれた・・・うれしいの・・先生・・)
 あらん限りの技巧を凝らし田中のペニスを刺激する。
 先走りの液が大量に口の中に溢れるが、流石にそれを飲み込む気になれず、ダラダラ垂らしてしまう。
 不自由な体でも、口の刺激は田中を追い上げていく。
 いきなり何の前触れもなくペニスが膨張し、射精の予感を玲子に伝える。
 が、しかし白濁液は来なかった。
 輪ゴムに堰き止められ逆流したらしい。
 田中は快感より苦痛をペニスに感じた。出したいのに出せない。逆流した精液が膀胱に流れ込む。
 「クッ・・クゥ」
 射精してもペニスに流れ込んだ血液は引かない。
 勃起したまま刺激が続く。
 苦痛と屈辱の中で田中はおかしな感覚に陥る。
 (まただ・・・出る・・・クゥ・・出ない・・うぁ・・・逆流する・・)
 射精後の開放感とは反対の閉塞感・・・田中は倒錯的な快感に酔う。
 玲子を仰向けにし、パンティに挟みを入れた。
 パンティを取り去ると濡れた淫裂が露になる。
 ベットリと陰毛が肌に張り付き淫液で光っている。
 その下に息づくクリトリスが膨らみ、爆ぜそうになっている。
 包皮の上から舌先で舐める。
 甘酸っぱい味がした。


回想録 ~二人の玲子~ 44

 チェストから有る物を取り出し綾子の後ろに回る。
 後ろから綾子の顎にそれを宛がい、少し上を向かせる。
 【綾子に聞く。・・・夕べの告白の続きだ。田中とどうして関係を続けた。】
 『・・ハイ・・・なんでも話します。・・・どうしてだか・・私にも判りません・・あの時は田中さんが・・・その・・・あの・・』
 言いよどんだ綾子の顎から手を離し、少し綾子と間を取り、右手を振り下ろした。
 バシッ・・鈍く重い音が響く。
 『ギャッ・・』悲鳴が上がる。
 振り下ろしたのは、籐で出来た一本鞭。
 初心者には普通使わないものだ。
 初心者には音は派手だが、それ程痛みを与えないバラ鞭・・・何本もの房を持つ皮製の鞭が使われる。
 一本鞭は音は鈍いが痛みは凄まじい。当たり所、当て方を間違えると皮膚が避け肉が弾ける場合がある。
 例えばカウボーイが映画でよく使う皮製の鞭がそうだ。
 しかし私が使ったものは、欧州の特に英国の寄宿学校や貴族の家庭で躾によく使われていた、籐製の鞭である。
 よく使い込まれたそれは、表面はツルツルし、柄の部分は手垢で黒光りしている。
 鞭打たれた綾子の尻の肉に一本の蚯蚓腫れが紅く這っている。
 『うぁぁ・・やめて・・やめて・・痛いのはやぁ・・・』
 涙で濡れた顔を必死に左右へ振り逃れようとする。
 バシン・・・
 2度目の打摘、尻に掛かった縄に当たった為か、先程より更に鈍い音がした。
 10年ぶりに振る鞭・・・勘が取り戻せない。
 これ以上は綾子を傷付けるだけと判断し、一本鞭をバラ鞭に変えた。
 当たる瞬間に手首を返し、衝撃を軽減する。当たり前の事が出来なくなっていた。
だが、今は鞭打ちの恐怖を植え付け、痛みによる支配を動機付けるだけで十分所期の目的を達成する事ができる。痛みそのものを、快楽に変えられるかどうかは本人の資質が大きくものを言う、恐怖だけで終わっては意味が無い。
 それに、直接鞭打たれていない玲子への、音の調教も予定通りだった。
 頭の上で綾子の悲鳴が上がり、いつ自分に向けられるか、気が気でない玲子は泣き顔を床に見せている。
 【躊躇うな。・・・次はどこに鞭が欲しい?】
 『いいます・・・言いますから、ヤメテ・・・た、田中さんが・・・田中さんのモノが、しゅ、主人のモノより・・・逞しく思えて・・・あの・・・カラダが疼いて・・抵抗できませんでした。・・・1度2度と抱かれると・・・カラダが馴染んで・・・』
 涙で濡れていた眼に、別の潤いが浮かんでいた。
 『・・・だめなんです。・・主人や玲子さんに悪いことをしたと思えば思うほど、堪らなく・・・下腹がキュンとなって・・どうしていいか判らなくなるんです。』
 もはや涙は薄れ、トロンとした目つきに変わっている。
 縊り出した乳首を摘む。
 既に硬くしこっている。
 ひしゃげた柔い乳房の頂点に、そこだけ突き出した蕾。
 親指と人差し指で摘み、1度引っ張り、捻り回す。
 『あぅん・・・あぁ・・』
 呻き声が上がる。
 続けて弄り回したいが、それは後の楽しみに廻そう。今は綾子の心理を探求する事だ。
 『あぁん・・離しちゃいやですっ・・ああ、そんな・・・ハイ・・話します。』
 『1日会えないと2日会いたい。・・・2日会えないと5日会いたい。・・会うたびに、抱かれる度に・・・田中さんの・・女に成って行く・・気がしました。・・そう思うと今度は、会えない事の辛さ・・・玲子さんを・・別の人を抱く、あの人の姿が想い浮かぶようになり・・・嫌で嫌で・・なんで私を抱かないの?・・会いたくないの?・・私じゃダメ?・・どんどん田中に惹かれるんです。』
 綾子の股間に手を伸ばす。そこは湿っていた。縄を引き、瘤を擦る。
 『あぁぁああ・・イイ・・あっ・・』
 パッと手を離す。
 『あぅ・・い、いじわるぅ・・あぁ』
 【続けて!】
 『あっ、はい。・・・それで・・・もうどうしようもなくて・・毎日会いたくて・・・そう想う私の頭の中には・・主人も玲子さんも浮かばなくなって、終いにはあの・・温泉のように・・・田中さんの奴隷状態で・・』
 口から甘い吐息と共に涎が一筋下の玲子の顔に落ちていく。
 「・・で、今はどうなんだ?本当にご主人とやり直したいのか?それとも、ほとぼりが醒めるまで自重するだけか?」
 『・・しゅ・・主人と・・あぁ・・やり直せるなら・・・』
 【判った。一度綾子にはとことん堕ちて貰う。・・・色に狂い男に乱れ女の本性を自覚させる。それからが本当の綾子・・・杉本さんが離したくない、そう想って貰えるような貞淑で淫乱な女・・・ふしだらで誠実な牝に成れるように調教する。】
 【初めは、綾子のカラダを調べる。どこをどうすればどうなるか?綾子も知らない性の悦びを極めろ。】
 もう一度乳首を強く弄り、股縄を引き絞り刺激してやる。
 晒した脇の下に舌先を遊ばせる。
 くすぐったさに身を捩り逃れようとする、が、括り付けられたカラダはほんの少ししか動かず、綾子を苦しめる。
 『ヤッ・・・あっ・・あっ・・・ヒィ・・』
 乳房への刺激も加え、柔肉を揉み、摩り、徐々に追い上げていく。
 綾子の呼吸が速く、乱れる。
 半開きになった口唇からチロチロと舌が覘く。下唇を舐め扇情的に私を誘う。
 綾子の口唇に吸い付き、吸い上げた。綾子は待ちきれなかった様子で直ぐに舌を挿し入れて来た。
 舌と舌が絡み貪る。タップリと唾液を流し込むと躊躇なく嚥下する。コクリ・・喉が動くたびに綾子のカラダから力が抜けて行く。
 股縄をずらし、ショーツの端から指をそっと陰唇を触る。
 そこは洪水で暖かい汁が指を濡らす。
 滑る指がニチャニチャ恥ずかしい音を立てた。
 『あぁ、イヤッ・・・恥ずかしい・・』
 恥らう綾子の首筋にほつれた髪の毛がへばり付く。熱気と汗で全身が濡れた様相を呈し益々艶やかに成って行く。
 ふと、足元を見る。
 床では玲子が真っ赤に上気した顔を、私から背けようと首を捻る。
 M字に開かされた足をモジモジさせている。
 綾子から離れ、玲子の顔を覗き込む。
 【どうした?玲子さん。望みどおり妻と同じにしたよ。嬉しいか?】
 『見ないでっ・・恥ずかしい・・見ないで下さい。』
 【そんな事言っても、ここは涙を流して悦んでいるじゃないか。】
 私が指摘したのは、開かれた股間のパンティのクロッチ・・・卵大の染みがクッキリと浮かんでいる。
 そこへ顔を近づけ、ワザと鼻を鳴らす。
 『いやぁぁあ・・嗅がないでっ・・・』
 【イヤらしい牝の匂いだ。】
 辱めるために言う。そこからは芳しい匂いが立ち込めている。
 ペニスが痛いほど勃起して、ズボンを押し上げている。
 鈴口から漏れた先走りの液が、ズボンの前を汚していた。
 それを玲子の鼻先に押し付ける。
 『ん・・・クッ・・あぁ・・ん・・・おかしくなる・・せんせい・・玲子・・ダメになる・・・せんせい・・・おねがい・・玲子を・・・』
 『あぁん・・・せんせい・・・綾子も・・・綾子に・・触って・・もっと』
 淫靡な空気が辺りを漂い、3人はその妖気に酔い始めた。


回想録 ~二人の玲子~ 43

 最初に戻ってきたのは綾子の方だった。
 ほんのり上気した頬に、羞恥の色を重ねている。
 私は綾子をアトリエの中央右側に立たせ、両手を前に交差させて突き出すよう指示した。
 綾子は素直に従い、手首の上で交差させた。
 部屋の隅に備え付けたチェストの鍵を開け、その重々しい蓋を開ける。
 ギギィ・・・錆付いた音が響く。
 永い歳月使われていない様子が見て取れる。埃除けの布、油紙などを取り除き中から、目的のものを取り出した。
 紅く着色された縄・・・麻縄の束が5束。
 二つ折りにした縄を交差した手に巻きつけ縛る。長く伸びている縄尻を引っ張り上げ、頭の後ろへ来るよう調整する。
 この格好だと、脇の下・胸の張りが強調され、女性にはかなり恥ずかしい筈だ。
 縄尻を処理し、乳房を締め付ける方向へ変化させ、乳房の上部・下部へと二重に巻きつけ終了する。
 別の束を取り出し、腰に巻く。
 垂らした縄を綾子の股間にショーツの上から着けていく。
 女の敏感な突起、泉の源泉、後ろの恥穴にピッタリ当たる様瘤を作り締め上げた。
 また、別の束を取り、乳房の縄と腰部の縄を縦に結ぶ化粧を施す。勿論、後ろ手に緊縛した場所を更に固定するための処置も行う。
 更に両足首にそれぞれ縄を結んでおく。
 そこまで準備してから私は、天井から降りている、荷物運搬用のウィンチ・・・窯の材料や粘土の運搬用に設置したもの・・・を操作し、綾子の頭上に下ろしていく。
 後手に縛った縄をフックに掛け、徐々に引き上げていく。
 脚が床から数センチ離れた所で止めた。バランスを崩している綾子の体が前屈みで揺れる。
 私は床の一部を外した。中には鉄の環がコンクリートの床面にがっちり止められていた。
 左右に離れた鉄の環は、綾子の脚を待っている。
 丁度バランスよく真っ直ぐな体勢になる位置に設置されているため正面からよく見える。
 大きく足を拡げ固定されている綾子は、無防備な肢体を田中の前に晒している。
 ずっと無言で作業していた私はここで声を掛けた。
 「酷く痛む箇所は無いか?」
 『き、キツイですが・・・だ、大丈夫です・・耐えられます。・・あぁ・・それより恥ずかしい!』
 そこへ玲子が戻って来た。
 アトリエに入ろうとして足を止めてしまった。
 天井から釣り下がっている綾子を驚愕の眼で見ている。
 最初の驚きから醒めても、綾子から眼を離そうとしない。
 その目元が朱に染まり、呼吸が幾分速くなっている。喉が1回2回と動いた。
 「何している、こっちへ。」
 頃合と見た私は玲子に声を掛けた。玲子が戻ってきてから数分経っている。
 フラフラと私の前まで来ると、倒れこむように私に縋った。
 そのカラダを受け止め、ゆっくりと床に寝かし付ける。
 玲子は洋服をきちんと身に付けている。
 新たな縄を取り出すため私はチェストに向かった。
 紅い縄がまだ沢山用意されている。
 しかし私はその隣の黒い麻縄を取り出した。
 玲子には後ろで手を交差させ直ぐに乳房を巻いた。
 足を畳ませ太股と足首を縛り足を拡げさせると、Mの字になるよう化粧をした。
 洋服の胸の部分に挟みを入れ、ブラジャーが露出するようにした。
 スカートを捲くりパンティを晒すようした。
 正面から見ると、パンティの船底・・・二重の布に隠された秘唇が見える。
 全ての作業を終えた私は、田中の横の椅子に座り、タバコに火をつけ紫煙を燻らした。
 1本吸い終わると、田中の前に立ち思いっきり強く頬を打った。
 2度3度繰り返すと、眠りから醒めた田中が、薬の影響で瞼が降りようとするのを必死で止めようと眼をパチパチさせて居るのを確認しその場を離れた。
 「な・・・なんだ・・・どうしたんだ?」
 【さて・・・今から罰の始まりだよ。そこでタップリ見ているんだ。】


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プロフィール

HIRO(S)

Author:HIRO(S)
HN:HIRO(S)
年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

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