【妻の秘密・義妹の秘密】(35)

 夫はなにも言わない私に、1枚の紙切れを差し出した。
 緑色の用紙・・【離婚届】
 既に夫の名が記載されている。
 「これに署名し出しておいてくれ。・・・お前の荷物は後で業者に取りに来させればいい。」
 『いやです、許してください。別れるのはイヤッ。』
 「お前がしてきた事・・・書かされたという日記が嘘だとしても・・・不倫は本当だろう。自分の妻に不倫されて、そうか。で済む訳無いだろう!」
 『あなた・・・許して・・・』
 「さっき脅された。と言ったよな、日記を俺に見せると。・・・なぜそれを俺に相談しない。」
 『それは・・・あなたに嫌われてしまうから。・・・それが怖くて。』
 「男に抱かれて来るほうが俺に嫌われるとは思わなかったのか?結婚前の事までお前に責任取れと言うと思ったのか?」
 『その時はそう思ったのです。過去をあなたに知られたくないと・・・』
 「お前は過去を隠そうとして、今回の事を隠そうとした。二重の裏切りを犯してしまったんだ。」
 「それに・・愛してもいない俺と一緒にいてもお前が不幸だ。俺も妻に二度も裏切られて一緒に暮らすことは出来ない。・・・結婚も嘘・・・なんて残酷な女なんだ。いつか彩が結婚する時には離婚の原因とお前の仕打ちを打ち明けて、こんな女には成るなと話そう。せめてもの情けだ黙って出て行ってくれ。」
 『いやです。あなたとも彩とも離れたくありません。離婚だなんて言わないで下さい。』
 『愛しているんです、あなただけです。・・・あの人のことは愛してなんかいません。』
 「不倫がバレたら、そう言って許して貰えと言われたのか?バレ無ければ不倫を続けていたに違いない、勝手なことを言うな。」
 『違います、本当にイヤでイヤで断る積もりでホテルに行ったんです。』
 「なあ薫。俺がどんな気持ちで今朝送り出したか判るか?これから男に抱かれるかもしれないお前を・・・何とか信じようとしたわけじゃないぞ。本当にあの地震が来るまで何も知らずお前を信じ切っていた。・・いや、引越しの準備でお前に行って貰った時から変だとは感じていたが・・・彩香に聞くまで叔父さんのことは本当だと思っていた。」
 一旦夫は言葉を切りました。
 「それがお前の告白で崩れ去った。・・・もう俺達に構うな。」
 『イヤです。彩を取り上げないで!』
 「つまりはそれが本音か。・・・彩さえ一緒なら別れても良いと思ってした事だな。それともその男と3人で暮らせると思ったのか?」
 『あの人と一緒になんかなりません。あなたと3人でこれからも一緒に居たいです。』


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