7年目の誘惑(29)

  腰の芯が重く痺れ、身体を動かすのが億劫で、ベッドにうつ伏せになったまま頭を上げた。
 目の前に、胡坐をかいた一郎の下半身が目に付いた。
 傍には先程香織を失神に追い込んだ玩具が無造作に置かれていた。
 香織はその電マを物憂げに見つめ、自分の狂態を思い出していた。
 (あんな・・・ことを言ってしまうなんて。・・・でも、アレは私じゃない。私の本心じゃない事、判ってくれるよね。)
 股間に当たるシーツがグッショリ冷たく濡れている。
 まるで、おねしょをした子供に戻った恥ずかしさが込み上げてくる。
 自分が潮を噴くなどありえない事だと思っていた。アレはAVだけの話で実際にあんな風になるはずが無い。
 裏切られた・・・いや、秘められた己の女体の神秘に気付かされた。
 今朝から、ずっと自覚さえしていない自分に直面させられている。
 夫とは一度も到達出来なかった世界。
 香織の頭の中を徐々に一郎の存在が支配していくような気分になっていた。
 (あぁ・・・わたし・・どうなっちゃうんだろう。・・・夫を愛している、一郎さんの事は別に何とも思っていない。今回だけのパートナー・・・それ以上でもそれ以下でもない。)
 そう言い聞かせている自分にまだ気付いていない香織。
 いきなりお尻を平手打ちにされた。
 『い、痛い!』
 「ほら、奥さんまだ続きが有るだろう。シャンとしなさい。」
 腰を抱かかえられ、後ろから犬のように挿入された。
 『あぅう・・・お願い・・・もう少し休ませて・・・』
 「若いんだから、もう出来るだろう。それにおま○こは物欲しそうに開いてるぞ。」
 『あぁ、そんな・・・こと・・ありません。』
 深く挿入された亀頭が子宮口を押し上げ、そのまま動かなくなった。
 お腹が圧迫される感覚に香織は呻き声を上げる。
 『うぅう、深い・・・どうして・・・』
 夫のものより小さいのに最深部まで届いている。
 香織の子宮が降りて来ている事にさえ思い至らない・
 香織の子宮は牝の本能に従い受精しやすいように、雄の器官を迎え入れようとしていた。
 スッーッと圧迫が引いていくと、カリの部分が膣壁の襞を外へ引きずり出すよう引っ掛かる。
 膣口まで引かれた亀頭がそこでまた止まり旋回運動を始める。
 腰を回す一郎の動きが止まると、一気に最深部目掛け突き出される。
 同じ動きが何度も繰り返されると、香織の声も切羽詰まったものに変わる。
 『あっあ、ぁあっ、・・ああぁ、ぅううぁあ・・あっ、あっ、くぅっ・・ィイッ』
 『あぅうん、あぁ・・イィ・・もっと・・・うごいて・・あぁ・・』
 一郎の腰の動きが激しくなり、香織の尻にぶつかる肉音も大きく響いた。
 『あっ、あっ、あっ、あぁぁ・・すごい・・・あたる・・あぁ、あああ、あっ』
 何度も軽いアクメが香織を襲う。
 最後の大きな絶頂が訪れる予感に、カラダがどうしようもなく震えだす。
 ここで、さっきのように止められたら狂ってしまうだろう。香織は思考能力が低下した頭でふと思ってしまった。


回想録 ~二人の玲子~ 21PageTop7年目の誘惑(28)

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写真は・・・・いけないんだぁ

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