回想録 ~二人の玲子~ 25

 「いや・・それは・・・綾子さんとは一緒になりません。」
 『私も・・一緒になる気なんかありません。』
 「オイオイ・・お前らさんざん乳繰り合って、バレたらハイさよならってか。ふざけんな!・・いい大人が・・不倫してたらどうなるか想像付くだろうが。バレた時のことを考えてなかったのか?呆れたやつらだ。」
 「ご主人、なんでもします。償います、許して下さい。」
 「なんでもだぁ?じゃ、今すぐ死ね。」
 「・・・・・できません。すみません。」
 「二度と綾子を抱けないように去勢しろ。それで勘弁してやる。」
 「それも・・できません。無茶言わないで下さい。」
 「お前が大層に何でもします。といったから言ったんだ。出来ないなら最初から偉そうに言うな。バカ!」
 そう言うと腹を蹴った。
 「グェ、ゲホッ・・ゲホッ・・・」
 「綾子お前の男は大した奴だよまったく。犬のように嵌めっこするけど責任は取らないそうだ。・・・こんな奴に・・・・チクショウ!」
 『・・・ごめんなさい・・・』
 「情けなくなってきた。俺はこんな色狂い女と結婚したのか・・・考えれば考えるほど、空しくなる。・・・とにかく後は弁護士を通じて離婚の話はつける。お前の会社顧客だったとしても、お前の会社に話して処分してもらうから、覚悟しておけ。」
 『許して・・会社には言わないで・・・』
 「うるさい!徹底的にやってやる。・・・田中お前の奥さんにも話す。今どこに居るんだ、家は留守のようだったが・・」
 観念している田中は素直に答えた。
 「妻は・・・友人と旅行です。・・・帰りは明後日なんです。」
 「じゃあ、携帯の番号を教えろ。それともお前が掛けるか?」
 「コレでは・・・縛られていて掛けられません。解いてください。」
 「ダメだ!・・・綾子お前が田中の携帯から掛けろ!」
 田中の服を探ると携帯が有ったので、それで掛けさせることにした。
 『もしもし・・・』
 【・・綾子さん?主人の携帯でしょう?どうしたの?】
 『あの・・・・ご主人にお借りして・・・あっ!』
 「杉本です。・・済みません玲子さん。これからお話しすることをよく聞いてください。
なぜご主人の携帯から掛けているのかも説明します。・・・実は今私の目の前にあなたのご主人が裸で居ます。私の妻もです。・・・そうです。二人は不倫していたんです。私の家で抱き合っている現場に・・・申し訳ないが怒りであなたのご主人を相当殴りました。もちろん妻も。・・ええ、それで玲子さんも交えて話をしたいのですが・・・はい、そうですね明日、判りました。その方が私も自制できるかも・・・窺います。」
 「明日、玲子さんと一緒に話をする。弁護士とも思ったが別の第三者にまずは入ってもらって話をすることにした。いいな」
 漸く田中は解放され、自分の家に逃げ込んだ。


フォーセブン(7777)から 8×4【エイトフォー】(8888)へPageTop7年目の誘惑(32)

Comment

Commentの投稿

 管理人だけに表示する

TrackBack

http://xhiro2007.blog21.fc2.com/tb.php/115-6e3a2079

プロフィール

HIRO(S)

Author:HIRO(S)
HN:HIRO(S)
年齢:秘密
性別:秘密
地域:関東地方
動機:gooで削除されたので。
一応フィクションとしてますが、ナイショ
写真は・・・・いけないんだぁ

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログランキング

投票してね。

FC2Blog Ranking

セレクト・ショップ

あみ・あみ

グッズ
ソフマップ

ラブ・アゲイン
私設私書箱センター
2Candys
最近のコメント

月別アーカイブ
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR

リンク
ブロとも申請フォーム
FC2カウンター