少しずつ、彩香が幼い少女のようになっていく。
クリームが愛液で溶け出し、再度塗るように命令された。
恥丘は比較的簡単に剃り落とせた。
淫裂廻りの陰毛に手間取り、夫に叱られる。
余計な刺激に彩香は悶え、益々剃り辛くなる。
『彩香・・・お願い、じっとしていて。』
『ぁん・・・お姉ちゃん・・触らないで・・感じちゃうぅぅ。』
姉の指が陰唇を引っ張り、剃り易くしようとしている。
『・・・・出来ました。』
薫が作業の終了を告げる。
確認した夫はいきなり頬を打つ。
「尻穴の近くに剃り残しがある。きちんと剃る事もできないのか?」
夫の軽蔑したような眼・・・いや・・・違う。
言葉は見下した言い方だが、そっと覗き込んだ夫の目は、哀しみの色が滲んでいた。
こんな事を妻に命じる哀しみ、なぜ?今も夫の心には何故の文字が浮かんでいるのだろう。
なぜ?妻に裏切られた。なぜ?何もかも話さなかった?なぜ?それでも愛していると言えるのか?なぜ?妹を捧げる儀式に従うのか?
いっそ軽蔑した眼差しで見られた方が楽だと薫は想った。
嫌われた方が心に負担が掛からない。
今の境遇から逃れられるなら、夫に離婚された方がスッキリするのだろうか?
夫と別れてどうするのか? 夫と別れ娘と二度と会えない生活・・
(それほどの事を私はしたんだ・・・・女同士の性交・・・あの頃はそれが普通だった。それが自然な事だと感じていた。・・彩が生まれるまで・・夫に対する罪悪感も殆ど感じなかった。・・・女子高育ちの女の子には良くある擬似恋愛行為・・・そう思っていた。)
(それが間違いだと気付いて、夫との愛の結晶・・・彩に心血を注いだ。それは夫に対する贖罪だと思っていた。でも、実際には夫からの逃避だった。ずっと、負い目を感じ夫と正面から向き合えない私が取った逃避。)
(真樹さんとのことは終わった事だ。夫に知られ心の重荷が降りたはずだった。だから、夫が直ぐに赦してくれない事が不満だった。男がいた訳じゃない。身は汚されていない。擬似男根は玩具だ、オナニーの延長と思ってくれば良いのに・・そうも思った。)
(夫は・・・カラダの事は何も言わない。それで察しなければならなかったのに、私は事象に囚われ心の問題からまた逃避していた。夫は私の心が夫に有るのではなく、真樹の方に有ると思っている。愛していると告げても、その思いは伝わらない。どうして?あなた、解ってくれないの?)
(でも・・・彩香の女に触れたとき・・・私の心の隅に・・真樹がいた。)
(夫は敏感に感じ取り、哀しみの目を私に向けるのだ。)
そう、いまだに真樹に心を残している私に向けた罰・・・実妹に夫を寝取られること、目の前で見せられる事、残酷な罰

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