回想録 ~二人の玲子~ 44

 チェストから有る物を取り出し綾子の後ろに回る。
 後ろから綾子の顎にそれを宛がい、少し上を向かせる。
 【綾子に聞く。・・・夕べの告白の続きだ。田中とどうして関係を続けた。】
 『・・ハイ・・・なんでも話します。・・・どうしてだか・・私にも判りません・・あの時は田中さんが・・・その・・・あの・・』
 言いよどんだ綾子の顎から手を離し、少し綾子と間を取り、右手を振り下ろした。
 バシッ・・鈍く重い音が響く。
 『ギャッ・・』悲鳴が上がる。
 振り下ろしたのは、籐で出来た一本鞭。
 初心者には普通使わないものだ。
 初心者には音は派手だが、それ程痛みを与えないバラ鞭・・・何本もの房を持つ皮製の鞭が使われる。
 一本鞭は音は鈍いが痛みは凄まじい。当たり所、当て方を間違えると皮膚が避け肉が弾ける場合がある。
 例えばカウボーイが映画でよく使う皮製の鞭がそうだ。
 しかし私が使ったものは、欧州の特に英国の寄宿学校や貴族の家庭で躾によく使われていた、籐製の鞭である。
 よく使い込まれたそれは、表面はツルツルし、柄の部分は手垢で黒光りしている。
 鞭打たれた綾子の尻の肉に一本の蚯蚓腫れが紅く這っている。
 『うぁぁ・・やめて・・やめて・・痛いのはやぁ・・・』
 涙で濡れた顔を必死に左右へ振り逃れようとする。
 バシン・・・
 2度目の打摘、尻に掛かった縄に当たった為か、先程より更に鈍い音がした。
 10年ぶりに振る鞭・・・勘が取り戻せない。
 これ以上は綾子を傷付けるだけと判断し、一本鞭をバラ鞭に変えた。
 当たる瞬間に手首を返し、衝撃を軽減する。当たり前の事が出来なくなっていた。
だが、今は鞭打ちの恐怖を植え付け、痛みによる支配を動機付けるだけで十分所期の目的を達成する事ができる。痛みそのものを、快楽に変えられるかどうかは本人の資質が大きくものを言う、恐怖だけで終わっては意味が無い。
 それに、直接鞭打たれていない玲子への、音の調教も予定通りだった。
 頭の上で綾子の悲鳴が上がり、いつ自分に向けられるか、気が気でない玲子は泣き顔を床に見せている。
 【躊躇うな。・・・次はどこに鞭が欲しい?】
 『いいます・・・言いますから、ヤメテ・・・た、田中さんが・・・田中さんのモノが、しゅ、主人のモノより・・・逞しく思えて・・・あの・・・カラダが疼いて・・抵抗できませんでした。・・・1度2度と抱かれると・・・カラダが馴染んで・・・』
 涙で濡れていた眼に、別の潤いが浮かんでいた。
 『・・・だめなんです。・・主人や玲子さんに悪いことをしたと思えば思うほど、堪らなく・・・下腹がキュンとなって・・どうしていいか判らなくなるんです。』
 もはや涙は薄れ、トロンとした目つきに変わっている。
 縊り出した乳首を摘む。
 既に硬くしこっている。
 ひしゃげた柔い乳房の頂点に、そこだけ突き出した蕾。
 親指と人差し指で摘み、1度引っ張り、捻り回す。
 『あぅん・・・あぁ・・』
 呻き声が上がる。
 続けて弄り回したいが、それは後の楽しみに廻そう。今は綾子の心理を探求する事だ。
 『あぁん・・離しちゃいやですっ・・ああ、そんな・・・ハイ・・話します。』
 『1日会えないと2日会いたい。・・・2日会えないと5日会いたい。・・会うたびに、抱かれる度に・・・田中さんの・・女に成って行く・・気がしました。・・そう思うと今度は、会えない事の辛さ・・・玲子さんを・・別の人を抱く、あの人の姿が想い浮かぶようになり・・・嫌で嫌で・・なんで私を抱かないの?・・会いたくないの?・・私じゃダメ?・・どんどん田中に惹かれるんです。』
 綾子の股間に手を伸ばす。そこは湿っていた。縄を引き、瘤を擦る。
 『あぁぁああ・・イイ・・あっ・・』
 パッと手を離す。
 『あぅ・・い、いじわるぅ・・あぁ』
 【続けて!】
 『あっ、はい。・・・それで・・・もうどうしようもなくて・・毎日会いたくて・・・そう想う私の頭の中には・・主人も玲子さんも浮かばなくなって、終いにはあの・・温泉のように・・・田中さんの奴隷状態で・・』
 口から甘い吐息と共に涎が一筋下の玲子の顔に落ちていく。
 「・・で、今はどうなんだ?本当にご主人とやり直したいのか?それとも、ほとぼりが醒めるまで自重するだけか?」
 『・・しゅ・・主人と・・あぁ・・やり直せるなら・・・』
 【判った。一度綾子にはとことん堕ちて貰う。・・・色に狂い男に乱れ女の本性を自覚させる。それからが本当の綾子・・・杉本さんが離したくない、そう想って貰えるような貞淑で淫乱な女・・・ふしだらで誠実な牝に成れるように調教する。】
 【初めは、綾子のカラダを調べる。どこをどうすればどうなるか?綾子も知らない性の悦びを極めろ。】
 もう一度乳首を強く弄り、股縄を引き絞り刺激してやる。
 晒した脇の下に舌先を遊ばせる。
 くすぐったさに身を捩り逃れようとする、が、括り付けられたカラダはほんの少ししか動かず、綾子を苦しめる。
 『ヤッ・・・あっ・・あっ・・・ヒィ・・』
 乳房への刺激も加え、柔肉を揉み、摩り、徐々に追い上げていく。
 綾子の呼吸が速く、乱れる。
 半開きになった口唇からチロチロと舌が覘く。下唇を舐め扇情的に私を誘う。
 綾子の口唇に吸い付き、吸い上げた。綾子は待ちきれなかった様子で直ぐに舌を挿し入れて来た。
 舌と舌が絡み貪る。タップリと唾液を流し込むと躊躇なく嚥下する。コクリ・・喉が動くたびに綾子のカラダから力が抜けて行く。
 股縄をずらし、ショーツの端から指をそっと陰唇を触る。
 そこは洪水で暖かい汁が指を濡らす。
 滑る指がニチャニチャ恥ずかしい音を立てた。
 『あぁ、イヤッ・・・恥ずかしい・・』
 恥らう綾子の首筋にほつれた髪の毛がへばり付く。熱気と汗で全身が濡れた様相を呈し益々艶やかに成って行く。
 ふと、足元を見る。
 床では玲子が真っ赤に上気した顔を、私から背けようと首を捻る。
 M字に開かされた足をモジモジさせている。
 綾子から離れ、玲子の顔を覗き込む。
 【どうした?玲子さん。望みどおり妻と同じにしたよ。嬉しいか?】
 『見ないでっ・・恥ずかしい・・見ないで下さい。』
 【そんな事言っても、ここは涙を流して悦んでいるじゃないか。】
 私が指摘したのは、開かれた股間のパンティのクロッチ・・・卵大の染みがクッキリと浮かんでいる。
 そこへ顔を近づけ、ワザと鼻を鳴らす。
 『いやぁぁあ・・嗅がないでっ・・・』
 【イヤらしい牝の匂いだ。】
 辱めるために言う。そこからは芳しい匂いが立ち込めている。
 ペニスが痛いほど勃起して、ズボンを押し上げている。
 鈴口から漏れた先走りの液が、ズボンの前を汚していた。
 それを玲子の鼻先に押し付ける。
 『ん・・・クッ・・あぁ・・ん・・・おかしくなる・・せんせい・・玲子・・ダメになる・・・せんせい・・・おねがい・・玲子を・・・』
 『あぁん・・・せんせい・・・綾子も・・・綾子に・・触って・・もっと』
 淫靡な空気が辺りを漂い、3人はその妖気に酔い始めた。


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