【妻の秘密・義妹の秘密2】(2)

 『でも・・でも、真樹さんを騙すなんて・・・そんな酷い事、出来ません。』
 「酷い事?・・・お前が私を騙した事は酷い事ではないのだな?」
 元妻の薫が私と結婚したのは、真樹の命令だった。好きでもない男でも、真樹の命令だから従った。
 真樹との不貞が判明した時に、薫が告白したことだった。
 命令で結婚し子を産む・・・私はそんな事だとは夢にも思わなかった。愛し合っていると思ったから結婚し、彩は二人の愛の結晶だと思っていた。
 男との不倫も辛いが女との不倫もやり切れない。
 相手が男ならまだ判る、薫がレズビアンだとしたら男には何の関心も無かった事になってしまう。
 それを知ったときには、奈落に落とされた気がした。
 どう足掻いても、女にし愛情が沸かないのならどうしたらいいのか?
 男と女の間のもつれなら修復も可能かもしれないが、女と女に割って入れるのか?
 それまで、信頼し愛した女が急に別のものに見えた。
 嘘で固められた幸せは、砂の城でしかなかった・・・。
 その絶望を救ってくれたのが彩香の献身だった。
 25歳まで守ってきた処女を姉の贖罪のため、身を投げ出した。
 私は禁断の関係になる事を承知の上で義妹を抱いた。薫の目の前で、見せ付けるように彩香を犯した。
 処女の印は下から見上げる薫の顔に滴り落ち、やがて射精した私の精液と混じりあった彩香のおま○この清めをさせた。
 泣きながら始末をする薫に、離婚を切り出し更に追い詰める。
 許しを請う妻に冷え冷えとした心で応じる自分に嫌気がさすが、ずっとずっと愛しているのに、答えてくれなかった想いが反動のように口を動かす。
 許しを請う妻と責める私、不毛の会話中、テーブルの上で弛緩していた彩香に意識が戻った。
 夢見たであろう喪失の甘い痛みは、思いもよらぬ残酷な痛みだった筈なのに彩香は、私の首に手を廻ししがみ付くと、耳元で囁いた。
 『お義兄さん。彩香・・幸せです。お義兄さんに女にして頂いて嬉しいの。ずっとこうされたいって思ってたの。いいえ・・乱暴にされた方が・・』
 けなげに言う彩香・・・それに対して弁解ばかりの薫
 妻はこんな女ではなかった。
 私の愛した薫は、物静かでおとなしい性格、でも暗い感じではなく娘との会話ではよく冗談を言ったり、娘の話を聞いてコロコロと良く笑ったりする。
 それが、オドオドしひたすら許しを請い、弁解ばかりする嫌な女に変わってしまった。
 真樹だ。
 真樹が薫を変えたんだ。
 結婚してからは逢った事が無いと言うが、呼び出されればホテルに出かける。叔父の見舞いと嘘をついて。
 派手な下着も、妻の気持ちを代弁する。
 抱き合うつもりなのだ、見せる必要の無い下着に凝る。物言わぬ証拠。
 女同士の終わりに無い性交・・・
 全てが「真樹」と言う存在がもたらした。
 ならば妻を奪った、妻を虜にした真樹に復讐する事でしか、鬱憤を晴らせない気がした。
 頭ではそんな事をしても無駄だと判っていながら、心が要求する。

 「もう一度聞く。お前がした事は大した事でも、酷い事でもないのだな?」
 『ごめんなさい。・・酷い事をしました。』
 「命令を実行しろ。その薬を飲ませるだけで構わん。」


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