【妻の秘密・義妹の秘密】(23)

 「はい。・・・彩香か。・・・・留守だよ。聞いてないのか?お義母さんから連絡あって、幸吉叔父さんの見舞いに。え?叔父さんは転院して東京?」
 義妹が電話口で喋っている、何を言っているのか理解できない。
 (本当だったんだ・・・・・不倫・・・決定的だな・・・)
 『もしもし、お義兄さん?・・・どうしたの?何があったの?近くまで来ているの。すぐに伺うわ。』
 「はい。・・・彩香か。・・・・留守だよ。聞いてないのか?お義母さんから連絡あって、幸吉叔父さんの見舞いに。え?叔父さんは転院して東京?」
 義妹が電話口で喋っている、何を言っているのか理解できない。
 (本当だったんだ・・・・・不倫・・・決定的だな・・・)
 『もしもし、お義兄さん?・・・どうしたの?何があったの?近くまで来ているの。すぐに伺うわ。』

 (最初から愛されていなかった。・・・私は只の道具か・・・そんな・・・誰なんだ?いつからだ?今でもそうなのか?)

 『あの人と初めて会ったのは、社会人になってから。今から考えるとこういう関係になることは絶対にないと思っていた。友達にはなれても絶対無い、筈だった。』

 『あの人に言われた。どうして欲しい?と、私は答えた、あなたの望みのままに。』
 『私はあの人の足元に膝まずく、組んだ足に感謝のキスをする。足指を一本一本丹念に舐める。ああ、なんて美味しい。』
 『あの人は私の顎に指を掛け頤を上げさせる。私は雛鳥のように口を開けあの人を待つ。』
 『あの人の口から甘露の雫が垂らされる。ゴクリ、私は嚥下した、美味しい。』
 『あの人の前で、1枚1枚脱いで行く、恥ずかしい。あの人にはどう見えるのか。愛しい女?ふしだらな女?』
 『頭の後ろで手を組み、足を広げている。あの人はじっと私を見詰める。何も言わないのに、手も触れないのに、私のアソコは濡れた。』
 『あの人の前を犬のように這って歩く。汚れた私のアソコにあの人の唇が・・ぺロリ
と舐め上げられた。草叢から顔を覗かせる肉芽が震える。』
 『あの人は全てを晒す様に私に言う。言葉も身体も何もかも全てありのままの自分を、自分がどんなにいやらしい女か、あの人にどういうことを施されたか、日記に書いておくように言われた。あの人は調教だよと言う、命令だと。その言葉を聴くと体が震え、背中をゾクゾクした感覚が走り抜ける。』

 (調教・・・命令・・・だからあの時妻はいつもより乱れたのか・・・)
 ページを捲る手が早くなる。早く真実が知りたい。

 玄関のチャイムが鳴った。
 (うるさい。今は誰にも会いたくない)
 しつこいチャイムに負けた私は仕方なく玄関のドアを開けた。
 「彩香・・・どうして?」
 「電話で話したでしょう?近くに居るって。」
 帰って欲しかった。今は義妹に会いたくなかった。義妹を見ると自分が惨めになるだけだ。妻に似ている彩香に惨めな姿を見られたくなかった。
 「お姉ちゃんは幸吉叔父さんのところって言っていたけど、お義兄さんびっくりしていたわね?どうして?」
 (・・・彩香は何も知らない。・・・仕方ない取り繕うか?それとも聞いてみるか?。)
 リビングに招き入れコーヒーを勧めた。
 「・・・あのさ。薫の・・・その・・・元彼って知っているかな?」
 思い切って聞いてみた。
 「え?・・・どうしたの、そんな事を聞いて?」
 「薫が・・・浮気しているらしい・・・」
 「え~え~?お姉ちゃんが浮気?まさか?」
 心底ビックリして信じられないと言う顔をして言う。
 「だって、あんなにお義兄さんを愛しているといっているのに?あっ!」
 しまったと言う顔を彩香はする。
 「・・・知っていたよ。君が覗いて居た事」
 「・・・・・」
 黙りこくってしまった義妹に、
 「覗けるようにしたのは私だから・・・あんな声聞かされたら気になるのは当たり前だ。」
 その事はどうでもいい。
 「この間、引越しの準備でそっちに行ったろ?」
 「え?いつ?」
 (そうか、その時も・・・・)
 とにかく話を続けよう。私はポツリポツリ続けた。
 「引越しの準備と彩の幼稚園の手続きだと言って、急にそっちに行く事になったんだ。2~3日掛かるから自宅に泊まると言って。・・・・・・私は薫が帰る予定の次の日まで
出張だった。」
 「予定変更で1日早く帰宅したら・・・薫の汚れ物が洗濯機の中に有った。私が見た事も無い派手なTバックの物だ。」
 義妹は姉を弁護しようとして言う。
 「お姉ちゃんも偶にはそう言う物も・・・」
 「そう思うだろう?私もそう思ったさ。・・・でも・・・出かける前の日・・・求めたら・・・生理が始まったって。・・・・・そんなに早く終わるものなのか?」
 「生理不順なら、そう言う事もあるわ。・・・・それに・・・奮発してホテルにとまったのかも?」
 「・・・ショーツにはべったり愛液が付着していた・・・・」
 「・・・そ、そう言う事も・・・あると思う。」
 語尾が小さくなった。
 「幸吉叔父さんが転院したのは?」
 「・・・・・2月・・・・」
 一月も前、当然知っていたはずだ。
 「お義母から電話があって、引越しで遠くなるから会って行きなさいと、実家に戻って見舞いに行くと・・・」
 「・・・・・・」
 「・・卑怯な事だが、夕べどうしても確かめたくて・・・求めたら・・・」
 「まだ生理中だって・・・・」
 不覚にも涙が滲んだ。

 「それでも、浮気なら。・・・浮気なら・・・救いようはある・・・」
 「?????」
 「薫は・・・・元彼の・・・命令で・・・私と結婚・・・したらしい。」
 「子種が・・欲しい・・・それだけ・・・が理由・・・」
 「嘘よ!お姉ちゃんがそんな事をする筈が無い。お義兄さんの誤解か勘違いに決まっているわ。」
 むきになって反論する義妹に腹立たしさを覚え、姉の実態を突きつけてやりたくなった。
 テーブルの上の本を手に取り、彩香に差し出す。
 「なにこれ?」
 「君の姉の正体だよ。」

 「・・・そんな、そんな、お姉ちゃんが・・・・うそ、嘘、ひどい、酷い」

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