『でも奥様、オジサンはそれ納得するのかしら?ホテルで私が挑発しても乗ってくれないし、無理じゃないですか。」
『そうねぇ・・・うちの人変に頑固ですものね。いくらリストラされて会社に行けないからって、毎日公園に出勤しなくても良いのに、私に知られたくないのは判るけど、夫婦ですもの、隠しても判るのに、夫とはこう有るべきだ。と思い込んでいるのよ。』
「あ、じゃあ奥様は知ってらしたの。」
笑いを含んだ顔で奥様が答える。
『勿論よ、伊達に20年以上連れ添っていないわ。だって定時で帰宅なんて初めてよ。ここ3ヶ月毎日定時だなんて・・・主人は会社人間だったもの有り得ないわ。それに・・ネタをばらすと元の部下の方から、お詫びとお礼の電話頂いたのよ。あの人その方の変わりに志願したんですって。』
奥様はそんなオジサンの事が誇らしげで、心底嬉しそうだった。
う~ん・・こんなにオジサンの事思っている奥様からとてもあんな提案が出たとは誰も思わないだろうなぁ・・
「奥様・・一つ教えて下さい。オジサンと奥様・・・セックスしています。」
詩織は顔を赤らめるでもなく、ストレートに聞いた。
『あら、詩織さん気になるの?』
「はい、だって夫婦円満なのにどうして?と思いますもの。」
『ここのところ私の体調が優れないのでレスだったのよ。でも、そうでない時にはうちの人、年の割には多かったと思うわ。まだ週3位は・・・一度のセックスでは満足しないので、一晩で2回いえ3回は・・ほんと、カラダが持たないのよ。』
「うっそー、オジサン凄い。・・人の話を聞いただけですけど、月一とかレスとか良く聞きますけど・・・オジサン強いのねぇ・・・」
「もう少し質問していいですか_」
『ええ、何でも質問して。詩織さんはうちの人を託す人だから。』
「そ、その事なんですけど、オジサンは私を、その・・ミストレスでしたっけ、そんな関係を納得出来る人ですか?どうしてもそう思えないのですけど。」
『あら詩織さん、よく判ってらっしゃること。頼もしいわ。そうね、普通じゃ無理よ。だからね、私が今夜うちの人を誘うから、私が抱かれている所へあなたが来て。そしてなし崩しにあなたも参加するの。』
「お、奥様・・・突拍子もない事考え付くんですね。どうしてそこまでするの?」
『本当は私も嫌よ。できればあの人に新し女の人が出来ないのが望みよ。でもそうなるとあの人は私が死んだ後多分独り身でいるわ、風俗もいかないでしょうね。変に頑固だから。でも、まだまだうちの人にも性欲はある。そのままにしていたら可哀想でしょ。
それなら私が納得すれば良いだけの事だし、どうせそうしてもらうなら早い方が良いでしょう?詩織さんも今夜はその気だったみたいだし・・・・』
奥様は笑いながら、私の肢体を上から下まで眺めて言う。
『私が今から一緒にお風呂入ってくるから頃合を見て入って来てね。今なら間に合うわ。』
ええぃ、ここは奥様の言うとおりにしてあげる。
「じゃ、浴室の近くで待っています。奥様のお手並み拝見致しますわ。」
『あら、それじゃぁ、思いっきり淫らにうちの人を誘惑するから。楽しみにしていてね。』
そう言うと奥様は浴室に私を案内した。
『ここで待っていてね。』
奥様が指定したのは何と、浴室のドアの前だった。
なんて大胆な奥様なんだろう?夫婦の睦事も聞かれてしまうのに・・
素早く裸になった奥様は、浴室のドアを開け直ぐに中に入って、私を隠してしまった。
【おい、どうした?】
『うふふ、久し振りにあなたのお背中を流そうと思って・・』
【詩織さんの相手はどうした?彼女も一人じゃぁ、居心地が悪いだろう。・・あぁおい、いきなり・・】
『ふふ・・・あなた、元気になってきたわ。ごめんね、溜まっていたのでしょう?』
【お前、詩織さんがいるのに・・聞こえるぞ。】
どうやら、奥様はオジサンのオチン○ンに悪戯しているらしい。
『良いじゃありません。詩織さんに聞かれると思うともっと興奮するでしょう?ほら、こんなに大きく、硬くなっているわ。ちょっと、妬けるわね、あなたも若い子が良いの?詩織さんなら、良いわよ。』
ジュプ、ジュプ、チュバ、チュパ。いやらしい音が浴室の外まで漏れて来る。奥様は今オジサンのオチン○ンをおしゃぶりしているんだわ。
詩織の股間からもクチュクチュ音がしていた。詩織の右手が股間に宛がわれ二本の指が円を描くような動きを見せている。
【ベス、ううイイ。気持ちいい】
オジサンが呻いている。奥様の口伎は絶妙らしい。あ、ちなみに奥様の名前はエリザベス・・・アメリカ生まれの日本育ちだって。
さすがに外国人はセックスに積極的だわ・・妙に感心してしまった。
奥様の話によると、奥様の父方の母が日本人で奥様はクォーター。そのおばあ様に料理を教わり、オジサンの母、つまり義母に鍛えられたらしい。
奥様は米軍将校だったお父様の赴任と共に来日し、オジサンと出会い、そのまま日本に住み着いてしまった。と笑って話してくれた。
金毛碧眼で透き通るような肌、奥様の年齢にしてはナイスバディ・・細いのに出る所は出過ぎていない?と言うほど出ている。大きければそれだけ重力に負けるはずなのに、つんと上を向いているのが悔しい。
はっきり言って20代の私が太刀打ち出来ないほど魅力的なカラダ・・これじゃあ、オジサンが靡かない筈だ。背は低いけど、ダイナマイトと言う言葉がぴったり。
『あぁん・・ゼロ・・私のもお願い。』
ゼロ・・漢字で書くと零・・・オジサンの名前は零二だからゼロ。
今夜初めて知ったオジサンの名前。でもゼロの方がかっこいい。私もそう呼ぼう!
『ぁん・・ゼロ、クリちゃんも舐めてぇ・・oh!yes。』
あはっ!やっぱり奥様外国人だわ。アメリカ物のポルノ女優みたいな声を上げている。
『来て・・ゼロ・・後ろから挿れて。我慢出来ないの・・久しぶりなんですもの。』
私のショーツは使い物にならない位グッショリしている。他人の行為を盗み聞きするのは興奮した。
公園で覗きをしている中年のおじさんも、こう言う興奮が堪らないんだろうなぁ・・何となく納得してしまう詩織だった。
さあ。後は入るタイミングだわ。どうしよう?
そうよね。久しぶりなんですもの、ベスが逝くまで待とう。中途半端で終わったら気が狂うわよね、女はそれを我慢出来ない!って気分になるわ。燃えているのに止められたら半狂乱になるもの・・・ベスが満足したら・・
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