【ドルチェ・アマービレ】(19)

 【綾歌君、、君の友人から聞いたのだが、オーディションでは散々だったようだね。もう一度基礎からやり直そうか。ではモーツァルト作曲、ダ・ポンテ台本のオペラ(《フィガロの結婚》、《ドン・ジョヴァンニ》、《コシ・ファン・トゥッテ》)のなかから、アリアを1曲選び朗読すること。明後日までに私の下へ来てください。】
 それから、色々迷った。《フィガロの結婚》から、『恋とはどんなものかしら』を選び、一杯練習した。好きな歌だったし、2度も教授を落胆させた後だから何としても挽回したかった。
 『まずは原曲の発音ね』
 『Voi che sapete Che cosa è amor,  ヴォーイ ケ サペーテ ケ コーザ エ アモール』
 『コーサッじゃ無くて、コーザ・・濁るのね。確かイタリアのマフイアの事を、コーザ・ノストラと言うのよね、あれと発音は一緒なんだ。』
 『次は、Donne, vedete S'io l'ho nel cor.   ドンネ ヴェデーテ スィオ ロ ネル コール。スィオ ロ hを発音しないのはフランス語に似ているわ。隣同士だし似てくるのね。その割りにドンネ・・・英語だとダニーと発音してしまいそう。混乱してくるわ。』
 『次の詩ね。Quello ch'io provo Vi ridirò,  クウェッロ キオ プローヴォ ヴィ リドロ。クウェッロ・・・クエロと詰めてしまいそう。気を付けないと。キオもヶ、イオかケオって発音しちゃうかも。ヴィも下唇を噛んで発音しながら唇を離しヴィね。』
 『È per me nuovo Capir nol so.  エ ペル メ ヌォーヴォ カピール ノル ソ。メをどうしてもミーと勘違いしちゃう。』
 『Sento un affetto Pien di desir,  セント ウンナフェット ピエン ディ デズィール。アン アフェットとか、アンナフェットと発音しそう。どうも英語とイタリア語の読みが混じっちゃう。意外と多いのよね、フランス語でもtable、タブルをテーブルと発音して先生に笑われた事が有ったわ。1年の時だけど・・・』

 『Ch'ora è diletto, Ch'ora è martir.  コーラ エ ディレット コーラ エ マルティール。 スカッと爽やかの方じゃなくて・・あぁ集中力が途切れちゃった。少し休憩しようかしら。』
 この曲は1度教授に聴いて頂いた。その時には何の指摘も無かったから多分大丈夫よ。大好きな紅茶を飲みながら、あ、今日はボイトレ終わったから、喉への負担も大丈夫でしょう。喉が可笑しくなるのが怖くて紅茶が止められるかって・・・その時は止めるわよ。
 『Gelo e poi sento L'alma avvampar,  ジェロ エ ポイ セント ラルマッヴァンパール。ここ最後が発音し難いのよね。』
  『E in un momento Torno a gelar.  エ イン ウン モメント トルノ ア ジェラール。何かまた英語風の発音が混じる。』
 『Ricerco un bene Fuori di me,  リチェルコ ウン ベーネ フオーリ ディ メ。』
 『Non so chi'l tiene,   ノン ソ キル ティエーネ』
 『Non so cos'è. ノン ソ コゼ。』
『Sospiro e gem Senza voler,  ソスピーロ エ ジェーモ センツァ ヴォレール。』
 『Palpito e tremo Senza saper.  パルピート エ トゥレーモ センツァ サペール。』
 『Non trovo pace Notte né dì_,  ノン トゥローヴォ パーチェ ノッテ ネ ディ。』
 『Ma pur mi piace Languir così_.  マ プル ミ ピアーチェ ラングイール コズィ。』
 『Voi che sapete Che cosa è amor,  ヴォーイ ケ サペーテ ケ コーザ エ アモール。』
 『Voi che sapete Che cosa è amor,  ヴォーイ ケ サペーテ ケ コーザ エ アモール。』
『Donne, vedete S'io l'ho nel cor.  ドンネ ヴェデーテ スィオ ロ ネル コール。』

 『ふぅ~これで一応発音を書き出したわ。これを何回も繰り返し発音して覚えなくちゃ。でも、教授が課題の中にコシ・ファン・トゥッテ入れて下さったのは、温情かしら、それとも・・・愛情かしら。キャッ、自分で言っておいて顔が赤くなるなんて。でも、教授いつになく、厳しい顔していたような気がする。そろそろ本格的な特別レッスン、アダルトレッスンが行われるのかしら?前ならエッチレッスンなんて考えも、耐えられもしないと思うけど、今の私は・・・耐えられると思うし、チョッピリ期待・・いやぁ、恥ずかしい。なに言わせるの。って、誰に向って話しかけてるの綾歌。』
 疲れからか、緊張からか自分でノリ突っ込みをしながら、再確認の朗読を行う。
 これから、詞の意味を訳す作業、オペラのストーリーを考えて訳した言葉を感情を込めて歌う。やる事は一杯有る。間に合うのか不安に陥るが、絶対間に合わせる。
 教授に嫌われたくない。教授に見放されたくない。教授に良い子だと褒められたい。教授にkissされたい、教授にハグして貰いたい。教授に私を見せたい。教授を見たい。教授に抱かれ・・・ハッとなった。
 いま、何考えていたの綾歌。・・・教授に抱かれるのを望んでいるの?
 綾歌ヴァージンだよ。そのヴァージン教授に捧げるの?貰って頂くの?
 不意に胸がキュンと音を立てた。
 私は・・・望んでいる。教授に捧げたい。
 はっきり自分の気持ちに気が付いた。
 後は私の問題だわ。教授に愛される努力をしなければ。私は学生だもの、勉学に勤しむのが、教授への愛に繋がるのよ。きっとそうよ。
 そこまで考えたら休憩なんかしていられない。
 『まずは、直訳してみよう。そしてストーリーを確認して・・意訳ね。』
 方針が決まると、電子辞書とノートPCを用意する。いまどき辞書片手に訳するなんて、学生居ませんよ。電子辞書で判らなければ、ググッてみれば大概の事は判るし、特別なキーワード検索方法をマスターすれば・・・ネットには何でも有りだから。
 裏動画だって転がっている、有名なAV女優さんから無名の女優・・素人AVは、多分この人達が主演でしょう、に人妻物や女子学生、OL物、種々有るけど、見ることが出来る。それも無料でDL出来るの。
 PC1台を専用機にすれば・・個人情報を入れていないPCね。P2PでDL出来るの。
 やって見た。
 『凄ぉい。あぁ、丸見えじゃないの、この人恥かしくないの?若しかしたら世界中の人に見られるんだよ。あっ、こんな事まで・・・この女の人見られる事に快感を覚える人なんだわ。芸能人も有る意味見られる事に快感を覚える人達でしょう、ステージで注目を浴びたいから、あの興奮が忘れられない。と、芸能界から去れない売れない芸能人も一杯居る。異口同音に言うのは、一度ステージに立ち聴衆の前でスポットライトを浴びたら普通の生活に戻れない、もう一度、もう一度と麻薬の様にスポットライトを浴びたい。と言っていたわ。
 彼女もライトを浴びて裸を曝し、全てを見られる事に、快感を覚えているのね。
 私もそうなるのかしら。ステージで歌う事が忘れられず、聴衆に聞かれ、見られる快感に溺れるのかしら?
 ううん、まだ判らないけど、教授にだけ見られたい、教授にだけ見せたい。その気持ちだけで精一杯なの。
 私はいつの間にかショーツの上からアソコを摩っていた。
 ショーツはグッショリと湿り、恥ずかしい液が後から後から溢れ出していた。
 この所ずっとカラダが疼き、そのたびに自慰をしていた。
 止めようやめよう、と思っていても、教授の貌、あの指を思い浮かべると触っていた。
 一度触ると昇り詰めるまで止められない。アソコが別の綾歌になってしまう。
 昼間の私が、夜こんな事をしてしまうなんて・・・・そう思っていたのが2日前。今の私は昼でも自慰をしてしまう。
 ショーツをずらし指を亀裂に這わせる。
 教授に剃られたアソコが口を開いて指を待っていた。
 『・・・教授ぅ・・あん・・駄目・・・そんな事・・言えません。』この所妄想するのは教授に言葉で苛められ、言う事を聞かされること。
 『あぁん・・・やだぁ・・・そこダメェ、触らないでぇ・・・言います。言いますから、やめないでぇ。』
 妄想の中の綾歌は言いたくて堪らないのだ。女性器を恥かしい言葉で叫ぶ。
 『あぁ・・お・・オマ○コ・・・触って・・下さい。』
 『あぅ・・いじわるしないで・・・弄って下さい。』
 教授の指の積りで人差し指の腹が、クリトリスを包皮ごと弄られる。
 徐々に膨らむクリを弄り続ける。乳首は硬くしこっている。
 人差し指と親指で捻り潰す。
 『はぁ・・ふぅん・・・はぁあ・・』
 一度触ると乳首もクリも離れ難く、何度も摩り嬲る。
 『教授ぅ・・・おま〇こイイ・・・気持ちイイ。・・もっと・・もっと。』
 普段の綾歌が、そんな私を諌める。
 (綾歌、やめなさい。あなたは女の子。いやらしい事をいてはいけないわ。結婚して旦那様に愛されるまで、してはいけないのよ。)
 『だって・・気持ちイイの。・・止められない。カラダが言う事を聞かないの。』
 (勉強しなさいよ淫乱綾歌。あなた、随分いやらしくなったわね。教授は喜んでいるでしょう?でも、もっと教授に愛されたい・・セックスして欲しかったら我慢して勉強しなさいよ。)
 普段の綾歌が少し淫らに言う。普段の綾歌まで・・・・感化されたの?
 ショーツを脱いで足を開く。
 足もとの姿見が目に映る。
 姿見には、動画の女優と同じ女がいた。
 オマ○コを曝して、愛液を流す女。これがわたし・・・私の本性なの?
 違う、違うもん。綾歌は好きな人の前でだけ乱れるの。
 (でも、結局殿方の前でおま〇こ晒すのでしょう。綾歌・・・いい加減認めなさいよ。普段の綾歌も、今の綾歌も一つなのよ。そうやって偽っていたら、教授に満足してもらえないわよ。勉強もあなた自身もね。)
 『あぁ・・言わないで・・・ちがうの・・ちがう・・の・・・あぅん。』
 指の動きが激しくなる。開いた足を閉じ、股間の手を挟みつけ、より強い刺激を求める。
 『あっあぁ・・・もうダメ・・・きちゃう・・・うぅぅん。あ~~~』
 その日はあっけなく逝ってしまった。
 カラダが弛緩し、床に横たわる。
 姿見の中の女もぐったりとカラダを横たえ、股間を弄くる手を止めていた。
 姿見の中の女が頷く。
 綾歌はノロノロとカラダを起こし、姿見を見る。
 中の女と目が合い、微笑んだ。綾歌は姿見ににじり寄り、姿見の女と対峙する。
 綾歌はしばらく姿見の女を見詰めている。
 綾歌の貌が姿見に近づき唇を突き出す。 姿見の中の女も同じ動きをした。
 姿見の中の女と口付けを交わし立ち上がる。
 『さぁ、勉強しよ。何だっけ?うん、直訳だったわ。ええと・・』


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