私達はひろし(45)とみゆき(42)の極普通の夫婦です。子供は社会人の娘(22)と大学生と専門学校へ通う双子の娘(19)の5人家族で関東のとある県に住んでいます。
これからお話しすることは、結婚して23年幸せに暮らしていたと思っていた我が家に起こった、信じがたい、信じたくない事件の事です。
私達は妻のみゆきが高校を卒業したと同時に結婚しました。みゆきは私としか付き合った事も無く結婚するまで処女でした。
付き合っていた当時彼女は高校生でしたが、お互いの両親も認めてくれた公認の仲で、部屋へ遊びに行っても咎められない、いやむしろ儀父母に泊まっていくよう薦められる、そんな付き合いをしていました。
唯一つ、妻は異常とも思えるほど性的な事に嫌悪を示し、キスはさせてくれるものの、ボディタッチやセックスを求めても何時も『結婚するまではダメ。』の一言で拒否されてしまう事が不満でした。
私も健康な男です。オナニーでは我慢できなくて、悶々とした夜を何度味わった事か知れません。特に彼女が隣で寝ているのに手を出せない、苦しみはなんとも言えず切なく、哀しい気持ちになったものです。
漸く正式に結婚式の日取りが決まり、新居を立てて貰う計画が決まり、建築計画の図面を見せて貰った夜、みゆきが。
『ひろくん。・・・・ずっと私を愛していてね。ずっとだよ。これからもよろしくね。』
と言うのを聞き、胸が熱くなった私は。
【勿論さ。みゆきを幸せにするよ。約束だよ、離さないから。】
『浮気なんかしたら、許さないんだから。私だけを見ていてね。』
みゆきのいじらしさに思わず抱きしめキスすると、妻は。
『ひろくん、・・・・いいよ。』
初めてみゆきと結ばれた夜でした。
みゆきは小柄ですが、胸も意外と大きく、腰もしっかりとした女らしい身体つきです。
実際抱きしめると、胸が当たりそれだけで勃起してしまう私でした。
そのみゆきが許してくれた。
私は夢中でみゆきの服に手を掛け、パジャマのボタンを外してしまいました。
寝る時にはブラジャーを着けないみゆきの胸は、たわわに実った果実・・・メロンのように丸く頂が上を向き、さくらんぼがチョコンと乗っている。そんな事を連想させる美乳です。
まだ誰も触ったことの無い胸、その胸を俺は見ている。考えただけで射精しそうなほど興奮し、むしゃぶりついてしまいました。
ずっとお預けされていた身には抑えられない衝動だったのです。
『あっ・・ひろくん・・くすぐったい。ダメだよ・・』
【ハァ、ハァ、みゆき。好きだよ、堪らないよ。】
『あん・・・私もひろくんの事大好き。だから優しくして。』
若い二人は初めてと言うこともあり、急速に興奮がピークに達し繋がる事を望んでいました。
『ひろくん・・・怖い。わたし初めてなの。』
【大丈夫、俺も初めてだから。】
なにが大丈夫なのか、考えもせず答えた私でした。
案の定、興奮しすぎた私は妻に挿入する前に射してしまいました。
しかし、勃起したままだった私は、何度も妻のおま○こに挑みました。
堪り兼ねた妻が『ひろくん・・・もう少し下の方、』の声に励まされ、やっと亀頭を押し込む事に成功し、挿入を果たす事ができました。
シーツには、破瓜の証があり、それを見たとき感動して思わず涙ぐむと、破瓜の痛みに耐えていたいた妻が。
『ひろくん、ありがとう。』と言ったので、私も【ありがとう・】と返答してしまい、微笑んで抱き合う、そんな初夜を迎えたのが昨日の事のように思い出されます。
結婚して直ぐに長女が生まれ、程なく双子を授かり。以来ずっと子育てに忙しい毎日でした。
長女が生まれる前には、運動不足解消の為二人で公園をよく散歩しました。気分を変える為少し離れた、海を臨む景色の良い公園で散歩しお気に入りのベンチで休みながら話をするのが、何よりの楽しみでした。
そこでは、将来の夢を語り、生まれてくる子の事を尽きることなく話したものです。
双子の時も長女をおんぶして、出掛けました。
子供達が大きくなるにつれ、幼稚園、小学校と行事が増え、何時しかその公園から遠退いてしまいました。
夫婦の夜の営みも、双子が生まれてから、私の仕事が忙しくなって来て、疲れから誘いをかける機会が段々すくなくなって行きました。
妻から誘われる事は有りませんでした。元々淡白なのか、余りセックスを好まず、私が求めるから応じる。妻にとってセックスは愛を確かあう行為だと思っている。私はそのように感じていました。
中学高校と娘たちは、思春期の中をたおやかに、可憐に育って行きました。
テレビや雑誌でよく見聞きする、不純異性交遊に染まることなく、付き合う男も居ないままそれぞれの夢を叶えるべく頑張りとおし、長女は社会人として一人前の女性になり、双子達も姉のように自分の夢を実現する為、進路を決め、家を出ました。
二人きりの生活、しかし新婚当初のような甘い生活は望むべくも無く、二人の想いは擦れ違った。
私は漸く単身赴任の生活から解放され、我が家に戻って来て、子供たちの居ない生活に戸惑った。
妻は毎日帰宅する私の居る生活に戸惑い、ギクシャクしてしまう。
それでも長年連れ添った夫婦であり、波風の立つ事も無く幸せな記憶しかない二人は徐々に生活のリズムを取り戻した。ように感じていたのは私だけだったようである。
私の知っている妻は、インドア派であり直ぐに子供が出来た事もあり余り外出しない専業主婦だったが、戻ってきた時には週1回乃至2回友達と外出し生活を満喫するように変わっていた。
服装も小奇麗な格好で普段も過ごし、外出時にはそれなりに気を使った服装で出歩いている。
それまで持っていなかった携帯電話、ノートPCを持ち娘達と連絡を取ったりメールをしていた。
機械が苦手だといっていた妻がこれらを苦も無く使っている事に驚きもしたが、今時はこんな物だろうと、直ぐにこの事は忘れた。
ある日、仕事先で気分が悪くなった私は仕事先から午後の早い時間に直帰した時、妻は不在だった。
家に入り、何気なく庭を見ると洗濯物が干してある。買い物にでも出たのだろうとパジャマを探してみたら、干してあったので、乾いているか確かめる為庭に下りた。
今では妻と私の洗濯物しか干していない物干し竿、外側の道路に面した側に私の洗濯物があり、内側の家から見えるほうにも私の洗濯物、要するに妻の洗濯物は、周囲から見えないように干されていたのだが、この辺りも下着泥棒の被害があるのだろうと、慎重な妻に改めて感心した。普通家側には無頓着だと思うが、不意の客にも見せないような配慮だと感心したのだった。
パジャマは乾いていた、内側だったので、このまま取っても大丈夫だと思い、取り込んだ。ついでに、全部取り込もうと、いい夫を演じたくなったのかも知れない、普段しない事をやった。
【なんだこれ?】
思わず声に出していた。
初めて見る妻の派手な下着。
冷え性に悩んだ妻はお尻をスッポリと包む下着を愛用していたはずだが、そこに在ったのは前も後ろも覆う面積の小さい下着腰の所で結ぶヒモパンという奴だった。
色もベージュが好みの妻には珍しく黒い下着。その艶やかさにドキドキしてしまった。
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