【うつ伏せになって、尻を高く掲げるポーズを取って。】
零二が恥ずかしい格好をするように指示する。詩織は躊躇いもせず頭をベッドに押し付けお尻を高く掲げ誘うように尻を振る。
零二の目に、菊門が飛び込んで来た。その下に息づく膣口、爆ぜたクリトリス。全てを曝し、零二を誘う。
ゴクリ。零二が唾を飲み込む。詩織の卑猥な格好に欲情を刺激されている。零二が誘蛾灯に惹かれる蛾の様に菊門に舌を延ばす。
『はぅ。』
詩織が呻く。ぴちゃ、ぴちゃ、音を立てて啜る。尻を割り大きく広げ肛門を晒す。
膣口は口を開き、愛液を吐き出している。零二はクリトリスから肛門まで舐め上げた。
『ひぁあ』詩織が堪らず声を上げる。
気を良くした零二は、何度も同じ動きを繰り返した。
『あぁん、はぁ・・うぅ・・ほぉお・・』
詩織は辺り構わず声を張り上げ、快感を訴える。零二の舌が剥けたクリトリスを転がす。
身を捩り逃れようとする詩織の尻は零二の手でガッシリ固定され動けない。
小陰唇を唇で挟み引っ張る。亀裂を覆うように口を付け、息を吹きつける。祕肉が押され膣の中に空気が入り込む。詩織は初めての経験に期待と不安の慄きを示す。
零二はいきり勃ったチ○ポを握り締め詩織に近づくと、一気に奥まで挿入した。
ブゥブブブ。
空気が漏れる音が響く。
『いやぁ・・・聞かないで。』
詩織が叫ぶ。バックから入れるとピストン運動の途中挿入の角度によって、空気が入り込み、音が出る事が良くある。しかし最初から音が出て詩織は恥ずかしくて堪らない。
零二の抽送もワザと角度を変え、恥ずかしい音が出るようにしている。
『ゼロ・・オジサン、止めて恥かしすぎる。』
詩織の全身は羞恥の為真っ赤に染まっている。零二は願いを聞きいれ詩織から怒張を引き抜いた。
すかさず詩織は零二の方に向き直りcondomを外した。そして四つん這いの格好のまま怒張を銜え込んだ。
頭を前後に激しく揺すり、零二を責めたてる。
好守を変えて詩織がようやく主導権を握る。零二も詩織の口技に驚きながら快感に酔う。
ゴム無しの生フェラはやはり気持ちが良い。
【おう、詩織・・気持ちイイ。】
零二も呻く。微妙に舌が竿に絡みつき吸引の強さに胴震いする。
急速に高まる射精感を詩織に告げた。
【このまま出すよ。】
『ダメ。出すなら中でお願い。』
【ゴム無いよ。まずいだろう。】
『いいの。オジサンを感じたいの。出来たら出来たで私一人で育てるから。迷惑はかけないわ。だからねえ、中で出して。』
零二は躊躇したが詩織は零二を押し倒すと、上から繋がり激しく腰を振る。上下の運動を暫く続け子宮に当たる感触を愉しんだ。
詩織はその間に何度も軽く逝った。
小さな波がさざ波のように連続して押し寄せる。
上下の運動を前後に変えクリを刺激し大きな波を待つ。
詩織が大波を迎えようとする時に、零二も海底噴火を起こそうとしていた。
下から突き上げる動きが加わり詩織のカラダが零二の上で跳ね、波間に翻弄される小舟さながらに波の頂から深い波間に落ちた。
『あぁオジサンいく・・イクぅ・・イクぅう。あっイクぅ。』
海底噴火が始まった。
【うっ、出る・・ぐぅ出るっ。おぉおう。】
二人はほぼ同時に果てた。詩織のカラダは硬直し、やがて弛緩する。零二の腰は痙攣し、宙に浮いた腰がドサリとベッドに落ちた。
荒い息のままきつく抱き締め合う二人が口付けを交わし、お互いを貪っている所へベスが入って来た。
『詩織、ゼロはどうだった?満足した?』
詩織は零二のカラダから降り、ベスが手渡すビールを一口飲んで答える。
『うん。ベスありがとう。オジサン最高だった、私達相性良さそう。』
『そう、良かった。・・あらあら、詩織。・・・そこまで気に入ってくれたの。』
ベスの目は、詩織の陰部から流れる白濁液を見ていた。
『途中で欲しくなっちゃった。・・・ベス、これからも使わないわよ。良いでしょ?』
『あなたが決める事よ詩織。私にもゼロにも止める権利はないわ。責任も・・認知はするけど、・・・取らない。それはミストレスの選択。』
詩織は満足だった。男に媚びず、男に隷属せず、親権争いも最初から存在しない。煩わしい事を抜いた関係に。
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