【プリムローズ】(10)

 『さあて、契約の契りも済んだし、ゼロに説明しなくちゃね。』
 ベスが余り真面目な顔をしていないのがちょっと気になるがオジサンはベッドの上で正座しベスの方を向いた。
 『検査の結果だけど・・・悪性のしこりじゃなかったわ、だけど大きさ的には大きい方なの。半年後にエコーの再検査、その結果によっては1年後にまた検査よ、エコーとマンモそれから細胞採取。今は良性でも何時悪性に変わるか判らないの。だからいっそ悪くならないうちにレーザーで手術を受けたいとお願いしたけど先生が言うにはその必要は無い。だけなの。』
 『あら、良かったねベス。悪性のガンじゃなくて。』
 詩織が自分の事の様に喜ぶ姿を見たベスは詩織に頭を下げる。
 『そう言う訳で詩織を騙したようでゴメンね。思わせ振りな事言ったから。』
 『・・・ベスの思惑に乗ったのは私の意志よ。オジサンに抱かれたかったから、只それだけ。ミストレスの事は予想外だったけど、奥様公認のセックスフレンドだから、浮気でも不倫でもないから、非難される事は無いしでしょう。それとも嫉妬しちゃった?』
 口調は軽いが詩織の眼は笑っていない。
 『嫉妬しちゃったわよ。ゼロったらあんなに激しく詩織を可愛がるんですもの。私も久しぶりに見たわ責め嬲るゼロを。詩織と代わりたかった。』
 あぁん、ベスの嫉妬の元はそっちなの?ベスってM女?  
【ベス! 私に何か言う事は?】
 途端にベスが真顔になった。さっきまでの軽い感じがない。
 【さんざん心配させて、詩織君を騙して引き摺り込んで一体何を考えている。】
オジサンの顔が険しい。何時ものオジサンの柔和な顔が大魔神の様に豹変している。これはヤバイ。
 『あ、あのぉ。お、オジサンお願いだからベスを怒らないで。・・私、気にしていないから。』
 【人にはやって良い事といけない事が有る。女性の操を蔑ろにして謝って済む問題か。詩織君もベスを妙に庇い立てすれば同罪だよ。】
『良いのよ詩織、悪いのは私だから、ゴメンなさい結果が良かったから少しハシャギ過ぎました。』 
【ベスには罰を受けて貰う。用意しなさい。】
 『そんな、もう良いじゃないですか。』
 詩織が庇うが零二は聞き入れない。何かがおかしかった。この違和感は何だろう?
 零二がベッドに腰掛けれとベスがその膝の上に、お尻を差し出すような恰好でカラダを預ける。子供が親にお仕置きを受ける格好・・・お尻ペンペンで有る。
 【アメリカの子供はこうしてお仕置きを受けたんだな、ベス。】
 『はい、子供の頃ダディからお仕置きを受ける時にはこの格好です。』
 【ひとぉ~つ。ふたぁ~つ。みぃ~っつ。】
 ベスの白人特有の白い肌が真っ赤に染まる。
 『ねえオジサンもう止めて。ベスは反省しているわ。』
 【ベスは反省していないよ。ベスは悦んでいるんだ。ほら、ココ見てご覧。】
 オジサンが示したのはベスの股間。
 真っ赤なお尻の間から鶏の鶏冠に似たビラビラが、そのビラビラの間から粘り気が有りそうな汁が滲んでいる。いや、流れ出していた。トロトロお汁が流れている。
 【詩織君さっきは済まなかったね。ベスはマゾなんだよ。こうしてやらないと満足しないんだ。今のベスは悪い事をした子がお仕置きを受けている。事に酔っている。だからこうしてあげると悦ぶ。・・・・ベス・・・お仕置きを受けているのにおま〇こ濡らしているんだ、なんてイヤラシイ女だ。】
 『あぁ・・・ベスは・・イヤラシイ女です。叩かれているのに濡らしてしまう女です。あぁmasterご主人様。ベスを罰して下さい。』
 【ね、ベスも、悦んでいる。蔑まされると火が付くんだ。私達はmasterとslaveの関係でも有るんだ。ベスが君に提案した事は、実はベスのこの性癖に原因が有る。ベスは私が悦ぶと思ってしている。本当は私に別の女性が出来る事は死ぬほど辛いはず。でも、自分が耐えるだけで私が悦ぶならそうしなければならないと思い込んでいる。主が悦ぶことは奴隷の自分に取っても悦び。つねに私が悦ぶ事考える。だから今夜だけ我慢してくれないか?ベスの思惑に乗った振りをしたのは君に対して悪い事をしたと思っては居たのだが、私はこの常人には理解しえない性癖を持つ妻の、健気な心を無下に出来なかった。許してくれ。】
 あ~ぁ、オジサンはベスの事を深く愛しているんだ。私の入り込む余地が無いじゃない。
何か無性に腹が立って来た。オジサンはベスしか見ていない。
 私の事は・・・どうするのよ。オジサンに、ゼロに恋しちゃうじゃない。ベス見たいに愛されてみたいじゃない。あぁ腹が立つ。
 ベスは今では膝の上から降りて床に身を投げ出し、お尻だけ高く掲げたポーズを取っている。
 オジサンがズボンンからベルトを外し構えた。〈ピシャリ〉軽い1発。
 この1発だけでベスはカラダを痙攣させ逝ってしまう。期待していたモノを受けて達してしまった。
 ビィシィ、バシッ。
 『ヒィィ、master。Yes。Yes。more、more。』
 ベスがベルト打ちを求める。口から涎を流し、眼はトロンとしている。
 悲鳴が上がるたびに、おま〇こから白濁液が飛び散る。ベスの全身が紅潮し、汗が噴き出している。
 私はベスを、オジサンを見ている、が、心はここに居なかった。
 心はベスに入り込んでいた。ベスが感じ、ベスが思う事を、一緒になって感じていた。


【ドルチェ・アマービレ】(24)PageTop【疑惑のテンポラリーファイル】(4)

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