【妻の秘密・義妹の秘密】(27)

 もうどれ位経ったのだろう。
 無機質な玩具で何度もイカされた。終わりの無い快楽、体中の液体が搾り取られような気分。ぐったりと横になっていた
 それでも、アソコはヒクヒクと蠢き更なる快楽を貪欲に求めている。
 濃厚な時間。夫には求めなかった。
 もうどれ位経ったのだろう。
 無機質な玩具で何度もイカされた。終わりの無い快楽、体中の液体が搾り取られような気分。ぐったりと横になっていた
 それでも、アソコはヒクヒクと蠢き更なる快楽を貪欲に求めている。
 濃厚な時間。夫には求めなかった。
 淫らな女だと知られるのが怖くて、なるべく夫婦の営みは避けていた。結婚当初はハッキリ言って嫌悪だけ感じていた。【あの人】の命令だから抱かれていた。その時は毎晩のように求められ、早く妊娠して義務から逃れようと必死だった。
 私の心など知らず、夫は昼夜関係なくいつも優しく愛してくれた、普通の夫婦として。
 【あの人】に比べれば稚拙な愛撫、短い交合、そして妊娠。
 妊娠した時私は義務から解放された嬉しさで一杯だった。何の気兼ねも無く夫を拒める。
 
我が子を抱いて最初に授乳をした時の喜びは一生忘れない。妊娠期間中少しずつ母になって行く自覚が出来ていたが、やはり授乳し、脇で寝ている赤ちゃんを見ているとこの子の為に残りの人生を生きるのだと思った。
 そして、仕事で遅れて来た夫が満面に笑みを浮かべ、わが子を見る。傍らの私に「おめでとう薫」「ありがとう薫」と声を掛けてくれた。
 暖かいものが全身を流れ、そして胸の奥底に留まった。多分この時に初めて夫を意識したのではないだろうか。
 産院じゅうに三つ目のぼた餅を配って回る夫を、微笑みを持って待ち受けていた。夫の故郷の慣わしだと言う。
 生後三日目に近所や知り合いのところにぼた餅を配ると母乳の出が良くなるのだそうだ。
 この辺には無い風習だが、意外とみんな喜んでくれた。特に看護士さんや助産婦さんには受けた。やはり女は甘いものが好き。
 風習だとしても、嬉しかった。
 妊娠中は妊娠中毒を恐れ、食事制限していた妊婦さんも生んだ後は一杯栄養を付けるため食事にデザートが付く、割と洋菓子が多いので和風の物は喜ばれる。
 みんなに口々に祝福を受ける夫を見ると何故か誇らしい気持ちになった。他の人の旦那さんはこういう事をしていない。
 退院して実家に戻った、実家では上げ膳据膳で過ごしていた。仕事が忙しい夫が週末に実家に寄るのをいつの間にか心待ちにしていた。
 つい甘えてしまう。
 彩と名づけられた子は毎日毎日色々な仕種、貌を見せてくれる。それを夫に話したくって堪らなかった。あれもこれも話してあげたかった。ニコニコし、彩を見て私を見つめる夫が、そっと抱きしめキスしてくれるのがこの上ない幸せだと感じた。
 そこには【あの人】の事を思う私は存在していない。

 子供を生んで私は変わったと思った。
 それまでの私はどこか不安定であやふやな存在でしかなかった。
 彩が生まれて注がれる夫の愛情を素直に受けられるようになり、素直になると夫をどんどん好きになっていく。
 まるで、付き合って間もない恋人同士になったように、夫が帰ると寂しくてしょうがない。
 夜中に授乳に起きだして急に寂しくなり自宅に電話をした。夜が明けるまで喋りどうしだった。
 夫は嫌がるそぶりも見せず、相手をしてくれる。
 一ヶ月検診で順調に育っていることがわかり安堵した。
 夫が二人を迎えに来てくれた。
 懐かしい我が家・・・・でも、私には新婚生活が今から始まるように感じられた。
 唯ひとつ、愛する夫に嫌われないように手放しで感じることが出来ない・・・乱れた姿を見せられないという意識が強く働きすぎ、夫の求めに素直に応じられない自分がいた。
 夫との行為は、全てに渡って私を感じさせる。以前は稚拙だと感じたことが嘘のように快感をもたらす。夫に抱かれるとすぐに暴走しそうになる。
身体を宥める辛い立場に身を焦がした。
 彩のせいにして断る時に見せる夫の切なそうな、不満げな顔を見るのがつらかった。思いっきり愛して欲しくて、つい乱れる寸前まで行ったことも沢山ある。
 それが2年程前、妹が初めて泊まっていった夜。
 夫はそれまでの鬱屈をぶつける様に、私を翻弄した。 
 かつて【あの人】が私にした行為と同じ、いやそれ以上に悦びを与えてくれた。
 私は思いっきり自分を解放し、いつまでも続く快感によがり声を上げ続け、結果的には夫を悦ばす事が出来た。
 やっと、夫にご奉仕できる。
 それなのに、過去からの亡霊が甦ってきた。
 【あの人】の事などすっかり忘れていた。あれほど従順に仕えていたいと思った相手なのに、ただ懐かしさだけで会うことにした。
 その結果が今の自分の境遇だった。
 どんなにイヤだと思っても、一度許した肌は拒みきれない。
  部屋を見渡すと【あの人】の姿が無かった。いつの間にか戒めも解かれていた。
 『ああ、やっと・・・早く家へ・・・あなた・・彩・・・ごめんなさい。』
 急いで身支度をし、部屋を後にしようとバッグに手を伸ばした。
 サイドに何か挟んである。
 『何?・・・【あの人】から?』
 『ひっ。ひどい、どうして?・・ううぅ』
 薫は床に泣き伏して身体を震わせた。

**************************************
 薫・・・お前はどうしようもない女だな。
 夫を持つ身なのに、のこのこ出掛けて来るなんて、随分嫌がっていたが本当は待ち望んでいたんじゃないか。
 ずっと私に放置されていて、我慢できなかったんだろう?
 どうだ?あいつはお前を満足させてくれるか?
 お前が望むことをしてくれるか?

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