『あぁ、ゆるして・・・夫の前では・・・許して下さい。』
ユリは力なく厭々と頭を振っています。
常務はユリの頭を掴み、真一の前に引きずって行きました。
引きずられたユリは両足を投げ出し、両手で体を支えて夫に接触するのを防ごうとしています。が、真一の頭の上に覆い被さる格好になっています。
ユリの乳房が真一の顔に触れるか触れないかのギリギリの状態で耐えていますが、常務は苦しげに喘ぐ、ユリの頤を片手で上げさせました。
その体勢のままユリの鼻先にチ○ポを突きつけた常務は、。亀頭の先の先走りの液を擦り付けて顔を汚します。
さらに恥辱を与えるために、柔らかい唇の感触を愉しんだ後は、鼻の穴、瞼、耳の穴へと亀頭を動かしありとあらゆる穴を汚し捲くりました。
今まで常務から、この様な仕打ちを受けた事のないユリは、目に涙を浮かべ屈辱に顔を歪ませています。
歪んだユリの頬は真っ赤に染まり、単純な嫌悪感ではない何か別の感情を持っているようでした。
何度も馴れ親しんだ常務の性器では有りましたが、夫の顔の上で汚される事に、ユリは異常な興奮を覚えてしまいました。
屈辱的で背徳的な状況はユリの脳髄を焼き、白く染め上げていきます。
常務が亀頭の先で強く押すと、ユリは自然と小さく口を開き、更に常務が押し込むと口いっぱいに常務の性器を受け入れてしまいました。
受け入れてしまうと、ユリは躊躇いを捨て、舌をチ○ポに絡めて啜ります。
深く銜え、吐き出し、茎胴を舌先でチロチロ舐め回し横銜えしている姿は、夫の目の前で他人棒を銜える人妻の姿とは思えません。
とても卑猥な姿です。
ユリの流した涎は真一の胸元に垂れて、ベタベタに汚しているのです。
暫くそのままにさせていた常務は、ユリの頭をまた押さえました。
『あん・・』
ユリは上目遣いで常務を見上げました。なぜ止めさせるのか、ユリの目はそう言いたげでした。
常務は身振りでユリのカラダを入れ替えを指示しました。
ユリはいそいそと、夫の顔を跨ぐように尻を常務に向けます。
眠っている夫が目を覚ましたら、目の前にパックリと肉の襞を開いた妻のオマ○コが見えたはずです。
その先端には豆のように膨らんだクリトリスが顔を出し、涎を吹き零す膣口も暗い穴奥を見せています。
ユリの腰をガッシリ掴んだ常務は、亀頭をユリの膣口に嵌め込むと、肉が練れて来るまでじっとしていました。
焦れてきたユリは後を振り向き、切ない顔を常務に向けます。
素知らぬ顔の常務に、またしても焦燥感を煽られて、声に出して求めてしまいました。
『おねがい、欲しいの。早くください。焦らさないで。』
この頃では、声に出して言う事で一層感じてしまう事をユリは自覚しています。
常務の言葉嬲りで感じてしまう女にされている。
そう思うだけでも、より快感を味わう事が出来る。そんな女になってしまっているのです。
【ユリはイヤラシイ体をしているな。チ○ポを銜えて離さない。】
常務のこんな言葉でも感じてしまいます。
【出産したら、ユリのオマ○コの改造手術をしよう。小陰唇の縮小手術だ。この頃ビラビラが肥大して大陰唇からはみ出しているからな。ユリも恥ずかしいだろう。】
『そんな・・・言わないでください。』
【旦那も本当は、気が付いているんじゃないか。ユリのオマ○コが変わってしまっている事を。】
『うそよ、そんな事。』
でも、ユリも内心気にしているのです。
1人でお風呂に入った時に自分の身体を点検する習慣が身に付いているのです。
処女の頃はそれ程気にした事は無かったのですが、男性に抱かれるようになって、気になりだしたのです。
色・形・体臭等、気にしだすと悩む事が色々出て来るのです。
自分のあそこは、男性にどう見られているのか?
他の女性と比べられているのではないか?
変じゃないのか?
匂ったりしていないか?
女性は特に気にするものです。
ユリも同じでした。
真一と結婚してからは多少疎かになっていたかもしれません。
嫌われるリスクが夫婦には小さいからです。
結婚はユリに安定をもたらしましたが、その反対に女としての緊張を奪ってしまったのです。
恋人時代は、常に彼に気に入られようと、努力を重ねています、しかし、1度婚姻届を提出しますと、その地位は結構強固なものとなるのです。
ユリが一気に女を失わなかったのは、結婚後も働いていた事と、子供がいなかったからです。
しかし、今回はそのユリの女が、常務を招き寄せてしまったのです。
ユリはその気が無かったのに、無理やり常務に女に戻されてしまったのです。
常務に女の身体を開発されて、自分の奥に潜んでいた性に気付かされ、性の悦びを知りました。
夫に申し訳ないと想いつつ抱かれる事に溺れたのです。
そして・・・鏡の中のユリの身体は変っていました。
記憶の中の自分の身体より丸みを帯び硬さの取れている肉体。
男好きと言うのだろうか、しっとりとした肌・・・吸い付く様な肌に代わっていました。
『ひぃぃ・・・嘘よ、うそ。』
ユリが見たモノは、自分の股間からはみ出して見える紅い肉襞でした。
慎ましやかな佇まいが、卑猥な身体に代わっていたのです。
これでは夫にばれるのは時間の問題です。
この日以来、夫の求めに何かしらの理由を付けて拒みました。
しかし、夫の事を嫌いになった訳では有りません。こんな、身体になってしまった自分を許して欲しいのです。
暗がりでなら真一に抱いて貰えます。暫くしてから、数度己のカラダの変化を隠して夫と抱かれました。
その夜はユリの心にかってない温もりをもたらしたのです。
朝になると消えてしまう幸せでした。
常務の女に代わる時間帯です。己の肉体に心が負けてしまう時間です。
銀行へ足を踏み入れると自然と淫靡な気持ちが湧き起こり、夫の事が頭から拭い去られてしまうのです。
そして、思い知らされました。
夫の事を忘れた振りをしている自分に。無理やり心を閉ざした自分の哀しみに。
変ってしまった自分のカラダに、それが表れていたのです。
己の罪深さをユリは、常務に自覚させられました。絶望がユリを襲っています。
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